2017/07/17

門川ベイベ -「保井が浜」へ行く-

延岡市の南には日向市がありますが、延岡と日向の間に「門川町」という面積で言うとかなり小さな町があります。何があるってわけではないですが、おそらく意志あって延岡や日向と合併しなかったんでしょうし何かあるかもしれない!隠し事とか!(笑)ってことで休日、さくっと行ってきました。
まずは雑貨屋「カオス」へ。思えばこういう(dieciみたいな作家ものを扱う)雑貨屋に久しく行ってない気がするな~と店内を物色。「近所の海岸で拾った」という漂着物(ウミウチワとか貝とか)もたくさん置かれていてこれはなかなかのセンス!ってことで酒器を購入。
ツクリテとツカイテをツナグカオス 
〒889-0603 宮崎県東臼杵郡門川町加草4-115
0982-63-0034
ウソみたいに狭い店内ですが、海のように深くて濃いセンス売ってます。
その後、カオスの人もおすすめしてた「保井が浜」という浜へ車を走らせる。途中、防波堤の壁面がそれはそれは見事な絵で埋め尽くされてて一驚を喫してしまった。行けども行けども絵が続く。どうやら1300ⅿ続いてるらしい...笑 衝撃のみどころ...。
「保井が浜」の話にはもう少し続きがあって、過去に「良いですよ」とおススメしていただいた方がいたのでずっと行きたかったんです。ようやく叶いました。
ちなみに目的はなんといっても「ビーチコーミング」!しかし、この保井が浜、ネットでもなかなか情報がなく(正確に言うと、あるけど詳細は載ってない)、さらにカオスの人も「無事、辿り着いてくださいね」とか意味深なこと言ってたからいよいよ門川町の闇か確信部分ではないかと密かな期待を胸に向かいます。
途中まではそれこそGoogleMAPで案内してくれてましたが、途中から完全に道なき道状態。辛うじてコンクリート舗装されてるものの、車1台がやっと状態。さらに野生のイノシイまで出てくる始末。横の町なのに、完全に面喰いました。
あの、「ハーブ」ではありませんよ。
ようやく辿りついた時にはもう夕暮れ気味。道中の荒れた雰囲気がウソのように整備された駐車場とお手洗いもありました。雨上りの急激な晴れ間のせいか、アスファルトから蒸気があふれ出してて異様な湿度の中コーミング開始。
浜、というか磯の「保井が浜」
キュッと締まったひょうたん型の湾。
早速、延岡ではあまりお目にかかれない貝。
蜘蛛の巣だらけの小径。
時間もあまりなかったのでコーミングタイム10分程度でしたがなかなか良いモノを拾えました。これは確かに今まで行った県北コーミングスポットの中では断トツで1番かも。というか自然のものが多く漂着していて逆に角材とかが全くなかった。延岡や日向とこんなに近いのに、不思議なほどにビーチの雰囲気、空気が違う。いずれマップでも作るか。「県北ビーチコーミンgoodMAP」、需要なさそうやけど笑。
なかなか味のある漂着物たち。
大満足で門川を後にし、同じく道なき道を延岡に向けて爆走して帰りました。保井が浜、これは通うことになりそうです。
ちなみにこの日は日向まで足を伸ばしてました。駅にできたという物産展「とみたか」でへべすアイスを食べ、県北の中では一番いいと思っている植物屋「グリーンプラザゴトウ」で巨大エアプランツを購入するか迷い、気になってた喫茶店に行ったらもう完全に廃墟だったりと、魅力満載の日向門川を満喫しました。
ぶらじる (完全なる閉店) 
宮崎県日向市原町2-1-4
これでやってたらたまらん外観 
スナックと喫茶とひらがなのクロスカルチャー
潔く、国旗
しかし、門川日向のポテンシャル高い。

2 件のコメント:

  1. 無事にたどり着けてよかったですね。保井ヶ浜の近くには金磯という所があります。こちらも少し分かりずらいかもしれませんが海岸の近くまでクルマで行けますし、駐車場もあります。干潮時には潮だまりが見られます。満潮から引き潮にかけては貝採りの人たちの姿が見られます。金磯とは方向が違いますが、遠見山からの眺望もなかなかだと思います。

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  2. ありがとうございます。保井ヶ浜はどこか見知らぬ異国に来たような錯覚を覚える素晴らしい場所でした。いつか、時が経つのも忘れてビーチコーミングに精を出したいもんです。

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