2018/08/19

100 Landscapes of NOBEOKA(54-56)

酷暑、猛暑、激暑などなど、形容できる限りの表現方法でこの夏の輪郭をとらえようとするメディア。テレビではみんな大好き甲子園が100回目の記念大会で大々的に放映され、かたや73回目の終戦記念を粛々と放映する。個人的「なつにな~ればおもいだす~」って曲は「はるかな尾瀬」ではなく清志郎の「サマータイムブルース」かなぁ
若いね

「暑い夏がそこまで来てる みんなが海へくり出していく 人気のない所で泳いだら 原子力発電所が建っていた」って、延岡は原子力ないけど海の人気(ひとけ)は少なめです。暑い暑い延岡4度目の夏がもうすぐ終わろうとしています。さみしっ!

 「祭りのあと」ならぬ「流れ灌頂のあと」

 道の駅「北浦」にて
 下阿蘇ビーチでシュノーケルin週末

延岡、夏の車窓


フジロックも終わったことだしタイトル画像替えました。
いつまでも夏気分じゃねぇ...
旧(フジロック2018Ver)
新(何となく、骨董ぽい感じに)

都農だっつーの -まるみ観光果樹園/ゆめのかたちぷろじぇくと。-

いろいろと鬼気迫る中、呑気にフルーツを狩ってきました。延岡市と宮崎市のちょうど中間ほどにある「都農町(つのちょう)」は、海と大地を感じることのできる場所。道の駅には特産物の「フルーツ(ぶどうとか梨とかイチゴとか諸々)」や「トマト」「豚肉(ソーセージとか)」「ワイン」がずらーっと並び、宮崎県内では綾町と並ぶ一大生産地となっている(はず)。

前述通り、本来「鬼気迫っている」状況の中なのですが、緩急自在の行動力でさくっと朝から予約して目的の「まるみ観光果樹園」へと向かいました。まずは腹ごしらえってことで道の駅「つの」内にある福浦食堂で前回訪問時と全く同じ「3色丼」を食べ、渋めの商店街を抜けて向かいます。

田舎道に突如現れる「まるみ観光果樹園」の手作り感満載の看板。独特の「ぶどう色」とでもいいましょうか、紫色?藤色?の看板でお出迎えされます。
まるみ観光果樹園(ぶどう・なし) 
宮崎県児湯郡都農町大字川北1381番地(新今別府) TEL(0983)25-0812 
THE・昭和
THE・インスタ映え
けっこうなカオス感
奄美大島の金井工芸に通じる老舗感
縁起物でしょうか、ひょうたんにハチの巣に
沖縄的ふうけい
計算してない計算
果樹園への入り口
入園無料のまるみ果樹園、シニア世代のスタッフさんから受付案内を受けてまずは試食から。梨と3種類のぶどうを頂く。ふむ、おいしい。その後はぶどう狩り→梨狩りの順に案内される。試食して「おいしかったね」って言ってたぶどうがどうやら今日は狩れないらしく落胆。案内人おじさんの楽しく軽快なトーク&クイズが催されながら果樹園まで歩く。

①「ゴルビーというぶどうの名前の由来は何でしょか!?
②「頭が「み」で最後が「が」の、この植物は何でしょか!?」(A.みょうが)

などなどいきなりの超ハイテンションで始まるクイズに何とか食らいつく。義母が①の答えを「ゴルバチョフしか思いつかへんわ」といって「それ、正解!!」となってたのが面白かった。
「みょうが」辺りをパシャリ
 天然パーマな花
巨峰園(ピオーネ)
ここで凄まじい蚊の攻撃を受ける私、顔と体が腫れあがりすぎてムヒ借りる。
ここでボウフラわいとるんちゃうやろな
サンシャインなマスカット
まるみ果樹園は「食べ放題」とかではなく「狩った分だけ購入スタイル」なので、厳選に次ぐ厳選の上、巨峰(ピオーネ)3つ、マスカット2つ、そして梨3つを大切に籠に入れる。なかなかの大収穫。しかし巨峰園での蚊、梨園でのセミの大群には驚いた。これが自然ですわ。
法事的なことしてた。ある意味、日本の原風景
カラス除け?のカイト。気持ちよさそう
全体的に昭和感満載でしたが、結構な満足度。アットホームな雰囲気で田舎の親戚家にお邪魔したみたいでした。

計1時間ほどの滞在時間でしたが狩り果上々で「お茶でもしよう」ってことで美々津の喫茶店へ寄って関西出身者による絶品の京都風タマゴサンド(コロナ風)と珈琲を頂き延岡へ帰りました。宮崎は南方良しです。
ゆめのかたちぷろじぇくと。 
889-1111 宮崎県日向市美々津町中町3254
美々津のシンボル「灯台」
イケる!タマゴサンド。
天気が良く、街並みが映える

狩り果、夜な夜な食べます。 

2018/08/14

2018年の佐伯、花火事情 -さいき火まつり-

またも大分県佐伯市の花火大会に行ってきました。当日朝の天気は生憎の雨...不安募る中「佐伯市商工会議所Twitter」なるものを確認し、「今日の花火大会は開催予定です」という投稿を信じて向かいました(しかし「予定」て...)。

県境の蒲江辺りで一瞬晴れ間があったものの、現場は小雨。フジロックさながらの悪天候でしたがお陰で?人も少なく比較的良い場所で見れました。そして佐伯の花火と言えば、、なマルマン寿司根木青紅堂にも立ち寄り大満足で帰宅。大分は風情があるなぁ

港×花火①
港×花火②
港×花火③

てげ古物 -archive16(WEB Ver.)-

延岡というお土地柄、なかなか物(「最新」とか「グッドセンス」とかの)には恵まれないこともあって「よし、ここはいっちょネットに頼ってみっか!!」てなもんでグローバルな情報通信網を利用し古物を集めてみました。収集方法はオークションやフリマアプリなど。

WEBの利点
 ・「ポチッ」で買える
 ・「センス良いもの」を出してる人に辿りつけば結構楽しい
 ・意外と安く買えたりする
 ・顔が見えない分、結構ドライに値引き依頼できたりもする
 ・年がら年中トイレ中でも食事中でも取引できる

WEBの欠点、注意点、気になる点
 ・「ポチッ」過ぎて金銭感覚マヒ
 ・「〇〇産の」とか「〇〇作の」とかネームバリューに偏りがち
 ・やっぱり開封してみて「ん?」って感じになるものもある
 ・微妙なサイズ感のズレが必ずある

という感じでしょうか。。また気になる点があれば書き出しますが、一言でいうと「一長一短」です。やはり手に取って触れることができないので掘り出し感は少ないし、ちょっと継続はないかなぁって感じ。大阪のEssentialStore骨董市蚤の市などのワクワクドキドキ感も物足りない。オークションの最後10分ほどにバタバターーっと入札してくる輩との攻防はドキドキしますが...(100円だったやつが10,000円ぐらいまで急上昇したこともありますわ)
そんなこんなでWEBでの戦利品、UPしていきます。

アフガニスタン オールドキリム ドンキーバッグ
以前もこのコーナーで紹介しましたが、こういう系の布が好きです。元々はラクダの両サイドに掛けて使用するものですが、日本ではこのように解体されてラグとして売られてたりします。デザインが渋くていいな、と思って購入しました。が、思ってたよりもボロボロ具合が半端ないです。まぁ、だから安いんですがね...。

「アフリカ出土の藍色ビーズ 7~13世紀」
ずーーと青系ビーズを探してたんですが、値段が高かったりサイズが合わなかったり色が濃すぎる薄すぎるなどありなかなか「コレ!」という一品に辿りつけませんでした。。が、これはネットで結構完璧なものを見つけることができました。しかも安価に!オークションでしたが満足いく取引ができたと思います笑 しかし、なかなか琴線に触れるビーズってなくて、こればっかりは日々情報収集を怠らずにさがしていかないと、って感じ。いやー、しかしこの青色は良い。

「白色ジャワビーズ 13~16世紀」
白系もなかなか満足いくビーズがなかったので自分でつなぎ合わせてつくったりしてました、気に入るものに出会いました。前出青色ビーズと同じ出品者でオークションにて購入。そこまで古いものではないですがサイズ感、質感ともに気に入ってます。

「インド ナガ族 シードビーズ(小粒ビーズ) 19~20世紀」
これは写真よりももっと山吹色でなかなか渋いです、かつシードビーズ(小粒)なので気に入ってます。「おもてたより小さいかな...」とは思いましたが骨董市で見ても買ってたと思います。

「ペルー チャンカイ文化の土器 11~15世紀」
「チャンカイ文化」とは知る人ぞ知る南米ペルーで1,000年ほど前に栄えた文化のこと。実は我々日本人とも縁が深く、その調査学者の第一人者は「天野芳太郎氏」という日本人。といっても勿論私も元々知ってたわけではなく、某TV番組でたまたま見かけたのが最初。その時は「かわいい土器やな...」てなぐらいでしたがまさか私の手元にも来てくれるとは...いい出会いでした。

「メヘルガル遺跡出土土器残欠
メヘルガル遺跡って知ってました...?私は知らなかったです。「インダス文明(紀元前2600年から紀元前1800年頃)より発生が古いのがメヘルガル遺跡。1974年にフランス人により発掘され考古学的にも重要なパキスタン西部の新石器時代の遺跡(紀元前7000年-紀元前2500年)がメヘルガル※HPより拝借」とのこと。見た瞬間ビビッときました。理由はわかりませんが...

以上、ちょっとここには書きませんがオークションで「この人やっ!」ってひとも見つけたので、ちょこちょことチェックはしていこうと思います。