2018/04/22

カオスな店 -レモンバイヤーズクラブ/LEMONBuyersClub.-

妻が大阪へ帰るので宮崎空港まで送りに行く。ここ最近、仕事では宮崎市に足繁く通ってたけど休日の週末に行くのは久しぶり。高速を快走し1時間半、空港の新しくなった土産物エリアを冷やかし、チキン南蛮とカレーを食べ、もしもしコーナーで通話をし空港を後に。

宮崎市で寄るところは数店しかなく、この日はそのうちの一つS&Y WORKSHOPが大阪へ出張中だったのでまずは久しぶりに椿古道具店へ。相変わらずの高品位なモノたちを愛でる。最近の古物事情をしばし話し、色の綺麗な瓶など購入。そしてKIMAMABOOKSへはしご移動。宮崎では数少ないフライヤースポット。北九州のフリーペーパー「雲のうえ」などをさくっと取り古雑誌を購入、滞在時間20分ほど。
コインパーキングの時間が1時間200円だったので残り40分を近所散策。GoogleMAPで「アンティーク」と検索すると徒歩5分のところに一軒発見、すかさず向かうことに。

「レモンバイヤーズクラブ-LEMONBuyersClub.-」というそのお店は2018年2月19日にオープンしたばかりのレコード販売とカフェのお店。気になりまくるビル外観と、入り口のカオスな感じに惹かれて入店しました。遠い記憶の中にEssentialStoreを連想しながら...

レモンバイヤーズクラブ-LEMONBuyersClub.- 
〒880-0001 宮崎県宮崎市橘通西1丁目4−25 松田ビル2F3F
 
CCぐらいしか思いつきませんが、「LEMON」なんです。
モンローがお出迎え
お店は2Fが喫茶で3Fがレコ屋。ともに窓が大きく、かつコスモな感じでGood!(コスモ=窓の角が丸く宇宙的) いずれにしてもかなりハンドメイドでカオス感があっていい空間、Essentialstoreのソレとは正直コンセプトも筋金も違うものの、自分の中に眠っていたストリート(あったのか?)が目を覚ましたのは間違いない。
この景観を見れば宮崎市でも結構いい立地だとわかるはず。
話を聞く限り、どうやら延岡は宮崎でも指折りの音楽メッカらしい...。特にHIPHOP、DJは「A.Y.B.Force」のBulljunという人が延岡出身で業界ではかなりメジャーなのだとか。HIPHOPは一時期よく聞いてたけど名前全く知らん...MAJOR FORCEなら知ってるけど...。しかし思えばInohidefumiだって延岡出身やしそういう土壌があるのかも。あんまり聞かないジャンルのハウスとかJazzyHIPHOPやから聞いてないだけで。
ある意味Remixな棚。スチャダラに達郎にPUFFYに...
気になったカオスデザインのレコードエコバッグを購入して店を後に。2Fでは鉱物も売っててセンス近いなとは感じたお店。今度はカレー食べに来たい。そんなこんなで延岡へ帰ってきました。

家路にて、夕焼けと3本の飛行機雲

博多への食出張 -味の正福/ふじ/たいむず-

出張で博多へ行く。

関西人からしたら「博多=福岡」なのだが、福岡には「北九州市(小倉)」「うきは市」「太宰府市」「糸島市」などなど我々関西人が知らない細かな著名エリア(市単位)が複数存在し、各々プライドを持ってそこに存在している。これは神戸の人に「どこから来たんですか?」と聞いたら兵庫県と言わずに「神戸です」という感じや横浜の人に同じ質問したら神奈川と言わずに「横浜です」というのに似ていて福岡=博多だけと侮るなかれ見どころ一杯の県なのであります。

木曜日の昼過ぎに延岡を出発し、のらりくらりと電車に揺られて約4時間で博多に到着。ほんまに遠すぎて吐きそうになる道中、電車も思いのほか揺れるので酔い止め服用必至。夕方の博多はまだ太陽も明るく、街の雰囲気も昼の余韻を残した感じで学生や主婦層が多い。まずは前回行けなかった「LIGHT YEARS」へ向かう。
相変わらずドアや家具などの什器最高。
その後、「都会は歩きや!」と久しぶりに地下鉄数駅分を歩いて目的地「UNLOOP」へ。アフリカの壺が気になって手に取るも結構重く、「これ持ったまま翌日の研修受けるの辛いかな...」と怖気づき購入断念。そしてまたもや歩きに歩き、天神のTSUTAYAで古本を物色し、晩御飯は初めての「味の正福」へ。悩んだ挙句「銀だらみりん定食」を注文、お味はというと、過去最高に美味しい銀だらみりんでした。こりゃ並ぶわけや。
皆がこぞってくる意味がわかった。
物凄く物凄く物凄く美味しい。
この日は極度の二日酔いということもありここで徘徊は終了。素早くホテルにチェックインしてビールとハイボール呑んで死んだように寝ました。
翌朝、「ホテルで朝食食ったら負けや!」の信念のもと、研修場所近くの喫茶店を目指して出発。研修が少し遅めの開始だったこともあり、店内は一人。ゆっくりとコーヒー味わえました。
ふじ 
福岡市中央区天神4-7-11  092-781-2408
オフィス街の喫茶店て感じ
春日大社の段差かと思うほど美しい
電球が良く似合う。
500円は安い。
30分ほどゆっくりし、研修場所へ向かう。そしてあっという間に午前が過ぎてランチタイム。天神北近辺でさくっと美味しいものが食べられそうな場所をググり「たいむず(定食)」「三鼎(中華)」「くにひろ(喫茶店)」の3つに絞る。欧風カレーの「壺(TSUBO)」も捨てがたかったが少し遠かったのであきらめる。
なんとなく気分は定食だったので「たいむず」を選択して入店。夜は居酒屋になるらしく、ご夫婦?でされているアットホームなお店でした。常連客が多く、横に座った女性にシステムを教えてもらいしばしとんかつを待つ。
ビルの地下にあります。夜来たい!
味噌汁もついて700円。これまた安くて涙が...
美味しい昼食に満足し、しばし都会のランチタイムを散歩で徘徊。公園には各々黄昏るサラリーマンや女性の姿が。思い思いの時間で癒されてそう。天気も抜群に良いので昼から仕事する気なくしそうやな...。
ホール独り占めで昼食
画がかわいすぎる。
昼からの研修もさくっと終了し、妻の希望で「パン買うてきて」とのことだったので研修場所近くの「滝川パン」で諸々購入し家路へ。
本店が熊本?なのに東北にもある謎な滝川パン。
博多駅で駅弁を二つ(焼肉・あなご寿司)購入して乗車。大分までの電車は結構混んでて駅弁食べれず。小倉駅周辺を初めて見たけどなかなかの工業地帯で驚く。夕焼けが工業地帯や公団を赤く染めてノスタルジックな雰囲気を醸し出してた。見ている景色一つ一つに物語があるかと思うとなんだか泣けてくるなぁ。
帰りの「にちりん」での北川駅?かな。ある意味ノスタルジィ
博多は遠すぎる。

100 Landscapes of NOBEOKA(49-50)

延岡駅に「蔦屋書店」と「スタバ」ができました。数年前からリニューアル工事中だった延岡駅、市長交代なんかもあってまさに右往左往しながらようやくオープンといった感じ。ということでミーハー感満載ですが早速オープンの日に行ってきました。
工事中に外観はほぼ完成してたので、「正直あんまり代わり映えせんな」と思って傍観してましたが照明が入るとがらりと一変してました、魂が入った感じとでも言いましょうか。駅のエントランスは木目調ですが、手前の蔦屋やスタバはコンクリ調、広い天井にナイスな本がたくさん置かれていました。店内にいると「都会にいるんちゃう?」と錯覚しますがご安心を、一歩外に出ればいつもの延岡。
〒882-0053 宮崎県延岡市幸町3丁目4266番地5
外観。お手本のような賑わいっぷり
喫茶スペースに読書スペース、ギャラリーまで
正直、本屋好き、喫茶好きの身としては喜ばざるをえません。空間の雰囲気もよくてちょこちょこ通うことになりそうです。

またある日のこと、天気がすこぶるよかったので半袖ではまだ少し肌寒い気温の中、Tシャツで海辺を散歩。巨大なお琴みたいな流木を拾って帰ってきました。いやー、ほんまに海あり県最高。
長浜海岸
日向灘
海も山も、さらには蔦屋書店だってスタバだってある。いよいよ何にもないことなくなってきた延岡。

2018/04/01

ナマステ花見 -西都原古墳群-

先日の訪問に続き、またまた行ってきました西都原。目的は、延岡であまり感じられない咲きに咲き乱れる満開の桜を感じに。車でびゅーっと1時間15分、朝からサンドウィッチやらおにぎりやらこしらえて向かいました。
現場は案の定大混雑!と言っても都会のソレと比較したらかなりスムーズ。まずは車でぐるっと回り、比較的空いてそうな博物館近くの桜の木下を陣取る。
インド古布を敷いてみる
ふむ。
ふむふむ...笑
思いのほかインドの布が桜と合ったので自己満足でニヤニヤしながら昼食開始。ビール呑めないのが残念ですが、ここは野点の気分でお茶をすする。しかし、改めて素晴らしい陽気と素晴らしい桜。思わずうたたね...。
奥に見えるは体験館(勾玉づくりなどできる)
にぎりめし、サンドウィッチ、ハンバーグとポテサラ。布on布
目を凝らせば桜吹雪が
ピクニックを満喫し、少し移動して桜並木ゾーンへ。以前来た際「大根か?」と思っていた苗は見事に菜の花畑に変貌していた。いやー、まぁ確かにこれは綺麗!あんまり知らないけど宮崎イチかも。延岡の桜も風情があって悪くないけどこう、「ぶわ―――っ」と咲き乱れる桜を見に来るならここかな。
桜と菜の花のコラボ!
祭りといえば!な金魚。
駐車場なのが残念!笑
花見だけして潔く帰りましたが、やはり1時間15分ほどかかるのはなかなか遠い...。
できれば近所でゴザでも敷いてビール呑みながら花見したいなぁ
実家暮らし時代、地元の友達と花見しながら焼肉したのが懐かしい(「じゅんじゅん亭」という焼肉用コンロをリュックに入れて持参した)。日が暮れて肌寒くなり、二上山に沈んでいく夕陽がノスタルジックだったなぁ、万葉集やなぁ