2019/03/03

ひなたの日之影×デザインのチカラ

平日、仕事の合間に日之影町へ立ち寄りました。
何度か訪れたことのある日之影、いずれも土日だったため人もまばらで閑散としていた印象。ダムの底に沈む町的な感じで「やっぱ過疎化かぁ」なんて寂しく温泉に入った記憶があります。が、平日の日之影は日なたの街でした、すみません...。

きっかけは道の駅で見た「日之影カレンダー」の写真(東京と山形のデザイン会社が絡んでましたがなぜ!?)、よくある移住促進的な代物でしたが中でもどうも気になる出来で思わず店主に「これ、売ってます?」と聞いてました。「ここでは売ってはないけど役場に行ったらあるかも?」と言われ、その足で向かうことに。
フォトジェニックなバス停、右ひじは休める
ほら、やっぱり「大衆食堂」
控えめな散髪屋
と、扉を開けたい...!
セットでもこの風合いは出せまい
向かった時間帯がちょうど昼の12時過ぎだったこともあり、役場近辺は結構賑わってました。大半が自宅にご飯食べに帰るような感じでとぼとぼ歩かれてましたが、なんとも風情がありゆるくて良い感じ。結局、観光協会でカレンダーを確認するも「もう残ってないんです...」と返答、残念ながら買えませんでしたがシャレオツなフリーペーパーと日之影ピンバッジを購入して帰りました。「も、もしや移住者ですか!?」と眼球むき出しで聞かれたあたり、皆さん日之影好きなんだなぁと感じたところでした。
いや、確かに日之影、良いかも。そして感じた「デザインのチカラ」。
日之影の酒蔵「姫泉酒造」
渓谷on渓谷
(役所の拝借画像ですが)ナイスデザインのピンバッジ。
日向国の日之影、そのコントラストもおもしろい。

ハレの豊後大野市はトマレモン

豊後大野市に野暮用があり、さくっと行ってきました。
延岡市は宮崎県最北であるため大分県佐伯市と隣接している。その佐伯市の隣が豊後大野市。延岡からだと車で下道1時間ほど。何度か訪れている古物・竹田市の途中にあります。いずれにしても「通過する街」だった豊後大野市を改めて散策。

野暮用をさくっと済まし、まずは以前から気になっていた洋食屋へ向かう。一瞬で心をつかむ看板デザインに、運転中にも関わらず脇見運転しまくってましたがようやく入店できます。
レストラン すえひろ 
大分県豊後大野市三重町市場690-1 0974-22-3328
老舗感が凄まじい。
このイラストの有る無しで天と地ほどインパクトが違う。
店内はカウンター+テーブル+座敷とカオス気味。
なぜか旭化成陸上部サイン多数。
洋食と言えば、なハンバーグ。
店内。ジミー大西画伯様。
期待のすえひろは全く以て期待を裏切らないお店でした。まず店主(コック)の雰囲気が良い!そして、リーズナブルな洋食からハイクラスのヒレステーキまで幅広くメニュー展開しているあたり、地元の方のいろいろなシーンで活用されてるんだなと思いました(その日も葬式帰りの団体客がいたぐらい)。ハレの日に来たい店、すえひろ。

ほか、短い時間ながら豊後大野の結構なディープさを感じる場所にもいくつか立ち寄りました。お店の雰囲気、街の雰囲気は別府のような感じで良い感じに鄙びていて琴線にふれまくりました。
精度の高いキャラクター「トマレモン!」
この看板、味が凄い
この手の店が残ってるということは間違いない街なのです。
「大衆食堂」は魔法の言葉
こーいう窓枠もたまらん
官公庁施設?サイケな感じ。
その名も「男爵」、自由業の極み
「ヤング」には昭和を感じる
勿論、18歳未満入店NGですわ

以上、1時間ほどの散策でこの勢い。
これは泊まりで来ないと「豊後大野市」!

帰り、北川町で見つけた映えるジブリ。インスタ賑わせてる例のアレ。