2015/12/10

てげ場所をゆく -たけたたけた①(大分県)-

先日、どうにもこうにも暇な日が一日できたので大分県までドライブがてら行ってきました。目的地は「大分県竹田市」。実質片道1時間半かかるような場所ですが気分としては近所の遊び場にさくっと行く感覚で。
どんよりとした天気で一人旅の寂しさを演出するにはもってこいの雰囲気。しかし寂しい感じとは裏腹に、国道を猛スピードで駆け抜けます。向かった日のちょうど1週間前に市をあげての大大大イベントである「竹楽(ちくらく)」というのが催されていたためか、生気の抜けたような街並みでお目当ての大半のお店が閉まってました。精も根も尽きたって感じ。
向かってから気づいたんですがかの有名な滝廉太郎の育った街らしく、「荒城の月」の構想を練った街でもあるらしい。(滝廉太郎って23歳で亡くなってるんやな...)
大分銀行の駐車場に「土日は観光客の方、お停め下さい」と親切丁寧な張り紙がしてあったので駐車して、ぶらぶらと街歩き開始。
さすが城下町だけあって古い街並みが幾重にも続いている。そしてさらには何と何と「切支丹(キリシタン)」の里でもあったと聞き、散策に熱が入る...!!
古い街並み(右手は閉まってたギャラリー)
ギャラリーの前にあった作品?らしきもの。こーいうの、大好物です...。ギャラリーKATAMUKUIE
やんわりカラフルで分厚いガラス
静まり返った街の雰囲気を敏感に察知し、おそらく空いてるであろう記念館や美術館をひとまず回ることに。まず向かったのは「滝廉太郎記念館」。幼少期に育った立派なお屋敷が記念館になっており、中庭には岩を大きくくりぬいて作った馬小屋があった。受付の女性がやたらと派手ないでたちで、荒城の月とはかけ離れた印象を与えることに少し違和感を感じる。※基本、記念館内撮影禁止、でも強行撮影。
その後、噂に聞いていた「滝廉太郎トンネル」をくぐる。確かにオルゴールのような曲がぽろんぽろんと流れる...笑 だいぶ渋い。
しかし、滝廉太郎なんて正直小学校の音楽の時間に聞いた以来でなんとも懐かしい感じがする...。奈良県の小学校で学んだことが、30歳も過ぎて一人旅していた大分県で思い出すなんて...。
ずんずん散策は続く。竹田には見るからに古い街並みが多い。明治、大正、昭和初期ぐらいの建物だろうか。風情があってまだまだ現役なところが良い!
見る限り、本は置いてなさそうだったが「書店」らしい。
この1,000円は高いのか安いのか...
通る際は、是非千鳥足で挑みたい。 
竹田は岩が多い。そして岩をなんやらして活かしている場所が多い。これは駐車場にあった岩を利用した倉庫??的なもの。
滞在は3時間までと決めていたので食事もたたたっと済ます。古道具屋の若い人に「ホテルの1階にあるレストランがおすすめですよ」と言われ、これも縁かなと言われるがままにお店へ。と、これが本当に大当たり。小鉢の量が半端なく、さらには味付けもおいしい。ナイス提案!!
ビジネスホテルつちやの1階、味どころ「つちや」これめちゃめちゃおすすめ店。
 
早歩きというか、もはや小ダッシュでの散策は続く。

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