2015/12/20

てげメシarchive18

ここ数日、西へ東へと移動の絶えない日々が続いています。先日は久しぶりに(実に約1年ぶり!!)大都会大阪へ行き、また昨日は大分まで足を伸ばして小都会を満喫してきました。大阪の話を少し。関空から宮崎空港へ到着したのは午後7時半。延岡まではまだ1時間半かかる道のりが待っています。「なんか暖かいものでも食べたいね」と妻、「そうだね」と私。近所のラーメン屋に目星をつけて向かうが到着して気づく店の物寂しさ...営業中だけど薄暗い店内...そして生憎の雨模様...。すべてが「ここのラーメン屋では食べるな!!」という食物神のお告げのようなものを感じ、踵を返すように別の店へと向かいました。向かった先はかねてから気になっていた巨大水車のあるこれまた巨大な茶屋、その名も「山椒茶屋」。風貌は奈良と京都の県境にある「国境食堂」のような老舗感漂うお店。調べるとどうやら宮崎中心に何店舗かあるらしい。が、このお店が大当たり。店の雰囲気、店員の愛嬌、そしてうどんの味つけ、そのすべてが旅人の心に癒しを与える素晴らしい仕上がり。胃も心も満腹で帰延しました。

自家農園の野菜食べ放題、おでん食べ放題等、一見大雑把な感じがします。しかしそのすべてが素晴らしいまとまりを見せ、凄まじい間口の広さで客人を迎え入れます、まさに老若男女誰でもどんとこい!!って感じの店。実際、ラップとかしてそうな若者衆からご家族連れ、とにかく流行に敏感そうなカップルまで多数いました。
 なぜか店内に巨木。
なぜか店内に巨木2
肉うどんが好きなんです。
オーナーの趣味なのか、陶芸品がずらり。
老舗といえばなんといっても「天狗」に勝るものはない。右上の柱が「バク」みたい...笑

先日、寝起きに何気なくスマホでネットサーフィンしてたら気になる記事が...。おそらく延岡では放映されていないであろうTBSのちょっとした番組(歴史街道とか世界の車窓から的な)で延岡が取り上げられてました。しかも監修が是枝監督、ナレーションは尾野真千子でなんとも玄人感漂う番組。それは喫茶店で約40年続く名店らしかった。何を隠そうモーニング好きの我々夫婦は純喫茶好きでもある。延岡には今のところ純喫茶欲を満たす店がない。そんな時に舞い込んだ情報に心が躍り、早速車を飛ばして約30分かけて行ってきました(高速使ってます)。到着したその場所は本当に本当に素朴な佇まいで、長年その場所を守ってきた雰囲気のある店でした。

延岡市を代表する漁港といってもいい「北浦漁港」のすぐ近く。かつて合併前の町役場前にその店はありました。沖縄風の白い壁のお店。
渋すぎる店内。世代的には微妙にかすっている「机と一体型のゲーム機」が2台ありました。ともに麻雀ゲーム。地元のおじさんらしき2人がぺちゃくちゃとひなたぼっこしながら話してます。
よくばりですが、「ピラフ」「鉄板スパゲティ(ナポリタン)」「エッグサンド」「珈琲」「ミルクティー」を注文し、しばし談笑。いやーー、久しぶりの喫茶店。やっぱりいいなぁ
ご主人作の陶芸品や、壁には良い雰囲気の絵画、窓からは暖かい日差し。本でも読みながら「日がな一日」いられる場所でした。これは人来るわ...。実に名店。

※もう1店舗。
延岡駅前の食堂。暖簾の色がいい雰囲気。外観そのままの店内と味でした...笑 なかなかパンチのあるお店。



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