2015/12/07

てげ古物 -archive5-

最近、古物欲が止まりません。そしてその欲に比例するが如く素晴らしい古物屋との出会いが九州で続いています。アンティークショップと違い、古物屋さんは敷居が低く接しやすい方が多い(私見です)。私は買うか買うまいか「云々」と唸って5~10分ほど店頭で悩むこともしばしば、先日も藍染の蚊帳生地を悩んでたら安くしてくれたということがありました。違いますけど皆さんの大切な子供を引き取って行ってるような...笑 そんな感じで古物を持って帰ってます。
※蚊帳は4m×4mほどの大きさで、所々継ぎがほどこしてあり良い雰囲気でした。が!!帰宅して手洗いしてみると溜まりに溜まった汚れが出るわ出るわ...洗いながら「これ一生洗い続けんときれいにならんかも...」と不安もよぎりましたが無事なんとなく形にはなりました。

「(おそらく...)すんころく/宋胡禄
きわめて良いくびれと極めてよい色合いが気に入り購入。大きなかけがあって継がれている為かお安く購入できました。直感的に「これは日本のじゃないかも!?」とか「なんか良い雰囲気!!」と手に取って買いましたが、帰宅後WEBを漁るとほぼほぼこれに違いないという陶器がわんさか出てきました。どうやら古美術界ではメジャーなタイの陶器っぽいです。非常に小さいので当時は薬入れとか石灰入れとか?だったとのこと。

「パンか巻物かを運ぶ女性像」
前述した藍染の蚊帳を購入した店で購入(というか正確に言うともらった...)。素材は不明ですが、錫とか鉄とか銅だと思う。ずっしり重くて分銅かな?と思いましたがバランス悪いので考えにくいかも...。もしかしたら普通に現行品で(お菓子のおもちゃとか)、珍しい物じゃないかもしれませんが妙に惹かれて購入。只今玄関に鎮座中。
「まげわっぱ(形状違い2つ)」
みなさんご存じの曲げわっぱ。こんなのもたまに購入します。あまり日本の物は買いませんが、単純に「古くて風合いのある木製品」として購入してます。あと、微妙にすべて形とか形状(蓋の開き方)が違うので集めたくなる古物の一つ。

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