2017/11/04

てげ漂着物 -archive6-

立て続けに、海へ。時間を忘れ...とまではいきませんがじっくりたっぷりと、そしてじんわり満喫しているコーミング。今日は門川町まで足を延ばします。門川町は今回2回目の訪問、高低差のあるリアス式海岸線から生み出される漂着物はまさに唯一無二の産物!(大げさ)
ということで今回は「金磯海岸」と呼ばれる場所へ。辛うじてアスファルト舗装されているものの相変わらずの悪路&狭道を進みます。
牧山金磯海岸線 
こんな感じ、昼間だけどライトつけました。
海岸を背に、この道の奥には数軒の民家。
奥に見えるは釣り客、手前は大量のサンゴ&貝。
小さな海岸線で、浜の幅も狭い。釣り客が数人いてルアーなどのごみもちらほら。しかし「金磯」っていったい何が!?と思ってたけど行ってみてわかったことは「砂浜がなんだか赤い、というか金色」なのです。調べてみたらかつて鉱山があったらしく、金属が含まれた石が多いのだとか。酸化して赤茶になってるんだと納得。
近くの住民がやったのか小さな小さな石造りの棚田があり、その丁寧な仕事ぶりに風情を感じた。全く人間はどこでも生活できる素晴らしい知恵を持っている。
赤茶色の海岸が奥に見える
中国語の書かれた医療ボトルが落ちていた。
ちょっとセンチメンタルな道
金磯からの帰り、良い眺望。
名もなき防波堤
これまたセンチメンタルな夕焼け
月が出ている
最近の発見。少しだけタカラガイに興味出てきてる自分がいる。
門川は異国みたいだ。

2 件のコメント:

  1. 金磯からの帰りについてのその眺め、私も思わずクルマを止めてしまいます。夕刻時に海が凪いでいますと一面オレンジ色に輝いています。言葉が漏れそうに美しいです。石造りの棚田につきましても同じ思いです。かつてその土地を見た人の未来へのヴィジョン、って今も昔もそうはかわっていないのかもしれません。

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  2. 行ってみないとその土地の持つ特性や歴史はわからないなと実感しました。金磯周辺の方達は、何度もあの素晴らしい夕凪に救われたんじゃないかと想像します。自然の良いところは、そうして太古との繋がりを実感できるところですね。

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