2018/03/25

筥崎礼讃 -モダン・ラヴァーズ様様-

「ウソやろ!?」という感じで今の今まで骨董好きを名乗りながら一度も行ってませんでした。福岡は筥崎宮の蚤の市「風の市場」に。いや、勿論知ってましたよ。インスタとかでもフォローしてる骨董系の人も「early bird」なんて言って度々アップしてましたから。でも、行ってなかったら一緒ですね、ってことで今回初めて、満を持して乗り込んできました。

3月17日(土)
風の市場は大手蚤の市と違って1日のみの開催、しかも日曜日なので3/17の土曜日はゆっくりと身支度し10時ぐらいに自宅を出発、そしてナビでは13時半の到着予定と出る。いやはや毎回思うがインフラの発達した平成30年日本国において、3時間半かかるって一体どんな辺境に住んでるんや...と悲しくなる。涙を拭いながら高速道路を爆走。
別府サービスエリアを冷やかし大分道をひたすらに爆走。途中、上りは佐賀県、下りは福岡県という変わった立地の基山サービスエリアにて昼食。名物「かしわうどん」の甘すぎ出汁に目が覚めた。とはいえなかなか美味しい。
出汁でご飯食べれる甘さ。
出さずにはいられない、パネル。
徐々に交通量が多くなり「都会に来た!」感満載の高速道路を爆走し、第一目的場所の「むつか堂」へ(よく見たら店舗の立地が六角で、だから「むつかどう」...?と何気に発見する)。食パン
と、ラストひとつだったフルーツサンドをかっさらう様に購入し、近所の公園で子供のつたないキャッチボールに怯えながらパクパク食べる。食パンの重たさが凄い...でもイチゴ(あまおう)が抜群に美味い...。
写真撮ってる間にもどんどん入る客たち
福岡恐るべし、あまおうは素晴らしい品種です。
そしていつもの「organ」へ冷やかしに。
さらに、福岡アジア美術館へ足を延ばす。
フライヤー漁りまくってたら展示見る時間なくなった。
そして17時の早い夕食。もつ鍋「やま中
食べ終わるのも早い、18時前。
高級な感じの店内で接客もテキパキ。おいしかったです。
今回はフラれた「LIGHT YEARS
オリエンタル繋がりで「 FAR EAST BAZAAR
博多駅前のマルイに入ってるテナントで久しぶりに俗っぽいとこ来たなって感じ。
その後、駅中の東急ハンズで革(レザー用品なども)を大量購入。
気になる鉱物を発見、その名も十字石。

3月18日(日)
蚤の市当日朝、7時過ぎにホテルを出て筥崎宮へ向かう。既に多くの人で賑わってたが運よく駐車場へは滑り込め物色開始。ここ最近は「大江戸骨董市」とかばっかり行ってたから正直「誰かのフィルターを通したモノ」しか見てなくて、全く以て面白みに欠けていた骨董市の思い出。しかし筥崎の蚤の市は一店舗目からええ感じの「ガラクタ感」があり、気持ちが急激に高揚した。
先制攻撃の如く、妻が古い地球儀のついたブックエンドを購入し「負けてられぬ!」と血眼になって店を巡る。ブローチばっかり売ってる店や、鉱物とビーズと貝殻などを売ってるセンス激似の店、古布屋などを主に見て、大満足の収穫(詳しくは後日てげ古物にて)。この収穫具合は歴代ナンバーワンかも...。筥崎、めちゃめちゃ良い。誰か知らないけど主催のモダン・ラヴァーズさんありがとう...。
まさにThe early bird catches the worm(早起きは三文の徳)。
著名店らしい、筥崎の「花山」。
平和的「敵国降伏」へ。
4時間ぐらいかけてかけて見た...
大満足の骨董市を終え、ぺたぺたと古物を触りまくってたから「手を洗いたい...」となり一路昼食場所の「市場ずし 魚辰」へ。回転ずしだけど本場の魚が食べられる!と意気込んで入店。結果は物凄く美味しかったです。宮崎や大分ではなかなか食べられない「ウニ」や「マグロ」などが特に美味しかった...。お会計も思ってたより高くなくて大満足...。
「珈琲でも飲もう」とこれまた老舗の「珈琲美美(びみ)」へ。店内でしばし、購入してきた品を見せ合う。コーヒーも進む。
こだわりコーヒー屋
その後、赤坂エリアを散策。ブックスキューブリックでぎょぎょっとなったつげ義春特集のスペクテイターを0.1秒ほどで購入、護国神社を巡り、最後に福岡と言えば!な和菓子屋「鈴懸」でお菓子を買い、これまた4時間ほどかけて帰宅しました。筥崎蚤の市は、古き良き骨董市の風情が残る無形文化財に認定。笑
スペクテイター×つげ義春だなんて...
自治会の回覧板に入れて回したいぐらい。
今や「阿舎利餅」か「〇餅(えんもち)」かってぐらい好きなお菓子屋。
おまけのようについてきた「つげ義春」が、旅に花を添えてくれましたとさ。

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