2016/04/03

てげ場所をゆく -大分県マリンカルチャーセンター(佐伯市蒲江)-

いよいよ暖かくなってきて春本番!?って時にやってくる雨の香り...。一雨ずつ、じっくりじっくり湿気を運んで来て恐ろしいですね。ビバ乾燥!それはそうと、延岡は桜が少ない?と感じるのは私だけでしょうか。関西に居たころは地元は勿論のこと、名所に関わらず堤防沿いや公園、街路樹なんかにもよく桜があった気がするけど延岡は少ない...。というか桜の枝ぶりがよくないのかボリュームに関して明らかな見劣りを感じる、関西のソレと比べて。「いやいや、まだまだこれから!」とか「名所があるよ、きっと!」と自分に言い聞かせ、いつか出会えるのを楽しみにしています。そうこうしてるうちに散りそうやな、桜。

雨降り予想の週末。予報が当たる前にぴゃっと車を走らせ大分県へと向かいます。目的は「海鮮丼」!以前も訪れた海鮮丼スポットの大分県佐伯市蒲江へ。無料高速道路をしゅっと抜け、山々に自生する山桜を見ながら吉野の山を思い出し出し、約1時間で到着。道の駅でもおいしく新鮮な海鮮丼が食べれるということで道の駅かまえ内の「レストラン海鳴り亭」へ。いかにも道の駅!って感じの愛想のない店内ですが、注文した海鮮丼は絶品!やはり素材に関しては群を抜いてる九州東沿岸部!

道の駅かまえ
大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦5104-1
9:00~17:30 HP
 
絶品の海鮮丼、まさかこんなにお刺身が好きになるとは...

近所にマンボウが見れる施設があると聞きつけ、気ままな我々は車を走らせる。その施設の名は「大分県マリンカルチャーセンター」。後で知ったがプラネタリウムあり、レストランあり、夏場はプールあり、宿泊ありと所謂「なんでもできますから学校とかの校外学習とかで使ってくださいねセンター」。しかししかし、入り口の雰囲気や施設の外観からは全く想像もつかないみんぱくも驚きの本格的な施設なのでした。入館料240円を支払い素朴で古めかしいお土産コーナーを抜けてまずは海洋科学館と言われる展示センターへ。巨大な伊勢海老がお出迎えしたときは一抹の不安を感じたが、奥へ進んでいくにつれて「おおお!」と唸る展示物がわんさかと目に飛び込んでくるではないか!ほぼ同時に入館してきた小学生の団体が喚き散らしていたにも関わらず全くそれを感じさせない精密で質の高い展示物たち。蒲江に住む人々の暮らし、風俗信仰から海の生物、海辺の生物、そしてなぜか宇宙、空に関してまで森羅万象をカバーする展示物。凄すぎて圧巻。

大分マリンカルチャーセンター
大分県佐伯市蒲江大字竹野浦河内1834-2
0972-42-1311 HP
 
一抹の不安を感じた巨大エビ。まじまじと見せるもの...?笑
その後、すぐに不安が払しょくされた木像
引きで見ると、海流がみえます。
多少のズレはご愛敬
圧巻の展示室、脳の処理がおいつかねーー
下を見ればガラス越しの海中風展示、そして上を見れば...魚群...?笑
染物として、興味ある大漁旗
音声ガイドなど装置は一切動かなかったが...精巧すぎる模型群
船のおしゃれ
妙に、良い顔してる。もう、死んでるんやで?
2階、展示室。収集癖すごいー。
2階から1階を見渡す。そう、壁画も良いんです。
琴線に触れた前掛け
こんな服で大海原へ...泣
2階にはしんかい6500の実物模型が。船内は、それはそれはもう想像を絶する狭さ...笑 こんなんで深海6500mに行ったら気が狂いそう...人の鍛錬ってすごい...。
しんかい6500、全景
大満足の展示室を終えて、一旦外のプールへ。そこにはマンボウがっ!しかもめちゃめちゃ近い!!餌付けできる!すごい数いる!と興奮気味で歩み寄る。聞くと、2月ぐらいから漁にマンボウがかかるらしく、保護して夏前まで飼育してるらしい。なぜ夏場までかって?それは飼ってるプールは夏場、人間様が使うから...笑 マンボウと人間とが同じプールを共有してるところなんて世界でここだけじゃね?プールの底も低いから、大きいマンボウはヒレがぶつかって狭そう。吸い込むようにイカを食べてました。妙なかわいさがあるマンボウ。
見ての通り、フグの仲間らしい。
他にもふれあい水族館(水槽の汚れが気になったが)や、資料館などもあり老若男女楽しめまくる施設でした。いやぁ、この場所は素晴らしい。個人的にはかんなりツボ。帰りはかまえインターパークできびなごと牡蠣を購入し、天ぷらとか南蛮漬けにして白ワインちびちび2時間半のインド映画を鑑賞。やっぱ九州は良いね。

0 件のコメント:

コメントを投稿