2018/05/07

門司港の夜 -かざぐるま/ねずみとひかり/喫茶リバー-

門司港に到着したのは午後6時。天気予報通りの小雨降る中ホテルにチェックイン。雨で濡れた街のせいか、港町はどこか寂しい印象を我々に与える。身支度もほどほどに、近所散策と今晩の晩御飯探しの旅へ出かける。ホテルから繁華街へはアクセスが良く、ものの3分ほどでいい雰囲気の飲み屋街に出くわす。どこもかしこも昭和感満載で看板も堪らん感じ。
スナックだろうか、「話(はなし)」
お手本のような路地
藤子A 的フォント
良い雰囲気だけど廃屋
路地が多い
この風貌ですが楽天でもじゃらんでも予約可
気付かんかったけど立ち飲み屋らしい。
個人的門司港No1外観
チャイナ風、書道教室
ある意味、ブラタモリ
18時半のシャッター街
個人的門司港No2外観、是非復活してほしい。
と、ここまで散策を続けてわかったこと。「門司港は好きな雰囲気の街」だということ。どの店も風情がありノスタルジックな雰囲気。これほどのムードは一朝一夕では醸し出せない、歴史を感じる。そうこうしてる間にお腹も減り、いよいよ今日の食事場所を本格的に探すことに、と目の前にカップルが一組、我々が気付かなかった路地に入っていくではないか。それを見た我々も何かに引寄せられるように後を追い路地へ、、。と、そのカップルが目指していたのは「放浪記」というウニ丼が食べられる珍しい喫茶店だったようで、生憎その日は既に閉店だったので我々を横目に引き返していった(ちなみにこの「放浪記」もなかなかの名店感あり、雰囲気が尋常じゃなく良かった)。で肝心の我々はというと路地内の一軒のお店で足が止まる。「かざぐるま」と書かれたそのお店は店内も賑わっていてなかなか良さそう、妻の居酒屋アンテナにも引っかかったようで入店することに。1席しか空いてなかったが魔法の即席パイプ椅子を出していただき無事着席。着物の女将さんがとにかく明るく感じが良い、一言二言話して、今日のおススメのホワイトボードを見て既に「名店」と確信。「お腹空いてる?」から始まった門司港ナイトは美味しいご飯と女将さんの軽快トークで時が経つのも忘れる程楽しませてもらいました。大袈裟でなく人生No1居酒屋かも。
かざぐるま
北九州市門司区栄町7-5 093-321-4612
控えめな看板がまた良い。
突き出しの後にまずは岩ガキ
横の人が食べてて思わず注文した黒豚Tボーン
※衝撃的に美味しく、本当に豚の概念が変わります。
〆のウニご飯、茶碗の底に黄身が...
※人生No1ウニメシ、黄身との相性が最高に良い。
他にも諸々食べましたが食べるのに精いっぱいで写真撮り忘れ。お客さんの雰囲気も良くてThe名店でした。この店に行くためだけに門司港に行っても良いかも、なお店。。女将さんから諸々アドバイスと情報をもらい、翌朝は車じゃなくフェリーで関門を渡ることにしました。お店を後にし、時間はまだ21時ごろだったので港の夜景でも見ようと散策。
抹茶かき氷が絶品、とのこと。by女将
散策し出して気付く港町の寒さ。やはり宮崎とは違うのか、はたまた全国的に寒いのかシャツ1枚だけでは心もとない寒さと風が容赦ない。思わず「ジャケットでも買いたいな」とか言ってたら本当に目の前に古着屋らしきお店が現れ入店。ジャケットこそ買わなかったがなかなか良い品揃えの古着屋で心はポッと温まりました。
古着屋、その名も「ねずみとひかり
ライトと画の雰囲気が合いすぎ
※古着屋とは関係ありません、悪しからず
港町のライトアップもそこそこに、やはりあまりの寒さと強風に耐えられず「温かい物でも飲もう...」と一路バーか喫茶店を探す。徒歩圏内で喫茶店を見つけて向かうことに。既に看板はしまわれてたがお母さんが「どうぞ」と手招きしてくれたので入店。お店のご家族が晩御飯を召し上がってる横でお茶させて頂きました。途中、ご家族のあまりの会話の無さに違和感と寂しさを覚えつつも、美味しいジンジャーティーで体を温め、ホテルまで無事たどり着きました。ありがとうリバー、とても美味しかったです。
軽食・喫茶 リバー 
福岡県北九州市門司区港町1-23 093-321-3204
小雨のせいでなく、たぶん鄙びている。
純喫茶と洋食屋のリミックス
やはり小雨のせいでなく、たぶんカオスなお店。
興奮冷めやらぬまま就寝、翌朝は関門を横断し山口県へ!

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