2019/07/14

2019年GW7府県越境の旅①(下灘駅、豚菜館からの大和高田)

2019年ゴールデンウィーク、家族の諸事情もあり自家用車で関西まで帰省しました。Googleナビの9時間予想に対し結果所要13時間。寄り道しながらのらりくらりと海を二つ越えて帰りました。
 
積載重量完全オーバーの車は早朝出発、大分県佐賀関へ。車ごとフェリーへ乗り込み一路四国は愛媛県三崎港へ。三崎港前「道の駅」で朝食を物色し、隣接する観光協会でサバフライバーガーを食す、美味。
 
天気もすこぶる良く、愛媛で早速寄り道。以前も一度訪れたことのある「下灘駅」、駅からの眺望が良く、かつ電車も一両ときた。当時からそこそこの観光名所だったが今では「インスタ映え」必至の一大スポットになってました。若男女と外国人がひしめき合う中、パシャパシャと撮影。そして以前はなかった駅前のエアストリーム風カフェにて珈琲と抜群に美味しい温州ミカンジュースを頂く。
対岸には九州
愛媛県伊予市双海町大久保甲39-1 089-992-1755
中国人だろうか、店前で記念撮影に没頭してた。
 一路、関西へGO!ってことでこの後は比較的ゆるーりとドライブ。淡路島のPAで一服し無事奈良県まで到着しました。以降は怒涛の鬼スケジュールで記憶がほぼありませんが隙間時間で行けた場所をご紹介。

一つ目は個人的奈良県No1ラーメン屋「豚菜館」。奈良住まいの際は勿論ながら、大阪住まいの際もちょこちょこ伺ってた名店。所謂昔ながらの中華そば屋で客層は地元の老人、襟足長めの子供を連れた家族、ニッカポッカの現場作業員、学生のヤンキー風集団などなど、言っちゃ悪いが決して客層は上品ではない。しかしそのシンプルな醤油ラーメンにいつだって心躍り、暖簾をくぐって出たとき満足を得れるのだ。
奈良県天理市二階堂上ノ庄町24-6 0743-64-2983
 奮発して醤油ラーメンの「特大」を注文。何って量が特大ではなく具がたくさんの「特大」
小雨の中、満足して店を出たところで友人から「何してんの?」と連絡が。「暇してるで、ほなお茶しよか」ってな感じで合流して隣町「大和高田市」の喫茶店へ向かう。同市はこれまたお世辞にも上品とはいい難い本気の下町風情を感じられるシチーなのです。一言でいうと治安が悪い。
強雨になりつつある悪天候の中、目的地の喫茶店がある商店街合同の駐車場に車を停めて散歩がてら商店街を歩く。雨で砂利の駐車場はきついね。
さびれた商店街を闊歩し、目的の喫茶店へ。初めての入店だが老夫婦?が切り盛りされていて名古屋よろしくのモーニング的セットがある名店でした。
奈良県大和高田市本郷町6-27  0745-52-3360 
某サイトによれば創業昭和30年というから驚き! 
こぢんまりとした間口 
伺った時はなりたてほやほやでしたが「令和」の額装が 
珈琲で喉を潤し、友人と激狭の2人掛けテーブルでしょうもない話をし喫茶店を後に。大和高田市は治安こそ悪いがこういう地元の商いがまだ残っているのだ。
その後、鄙びた商店街をぶらぶら散歩。どのお店もシャッターは閉まったままだがその看板や建築が昭和感たっぷりで琴線触れまくり。スマホのシャッターは開きっぱなしでした。
洋服屋でしょうか。折衷。 
奇しくも大阪と同じ地名。入り口の床屋も勇ましい。 
道幅の狭さ、暗さ、どれをとっても超一級の商店街 
めちゃめちゃ行きたかった「萬盛庵分店」、マンセアンブンテンと読むらしい。 
2階の窓枠!モルタル!笑 
現役店はやはり外観が若干今風 
「貸本」...まさにガロ前の時代... 
とにかく外観がどれもすんばらしい 
商店街を裏から見たところ、ここは北朝鮮だろうか 
ラピュタ風時計 
「きごころのあう」ってナイスコピー 
以上、こんな商店街を男2人で歩くゴールデンウィーク。やっぱ地元は最高やなぁ

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