2017/10/08

悠久のキャンプ旅② -朝焼けと猫、カルダン-

朝、日の出10分ほど前に一時起床。
涼しいというより寒いぐらいの潮風に吹かれながら、浜辺でじっと日の出を見守る。見ると、もうホームレスのおじさんはいなかった。おそらく空き缶を集めに行ったのだろう。えらいのかえらくないのか...都会ならまだしも高鍋町なんて田舎でホームレスやってるなんてもはや好きでやってるとしか思えない...。
 雲でご来光は確認できず、ぼんやりと明るく
冷たい風が顔に当たって身震い。ご来光もそこそこに寝床へ戻って2度寝。
しばらくして、テントをガリガリする音で目が覚めた。見ると猫が外から爪を立ててるっぽい。思わずはたいてしまったが、なわばりに急に現れたオレンジの物体が気になったのだろう。外に出しっぱなしの道具とかもいたずらされてないか確認しに外に出ようとすると、フライシートの内側に、普通に猫が居た(笑)。どうやら人にも慣れてるみたい。
 「気になってます」的な顔。
 外にも、猫。
 少し離れたところにも、猫。
雲の間から太陽も出てきて暖かくなってきた。そう、季節はまだ夏の名残。朝食の準備に取り掛かる。パンを焼いたりソーセージを焼いたり忙しい。今日は移動日なので、朝からお酒が飲めないのが残念。
 究極の家、やな。こうやって身軽に生きたい。
 コーンスープとホットドッグたち。
朝食を済ませた後、暑くなる前に撤収を始める。この時が一番寂しくもあり、また身軽さを実感できる瞬間でもある。そう、我々はまた移動して新たな土地へ移れるのだ。これがキャンプの良いところ。縄文スタイル。
なぜか☆マークの高鍋駅
高鍋駅から目と鼻の先にある蚊口浜。高鍋駅って来た事なかったけど、なかなかコンパクトで利便性が高そう。目の前は琴線を鋭くえぐる純喫茶「カルダン」や、地元の物もふんだんに売ってる「ヤマザキストア」(プレミアム焼酎や見たことない地元産の焼肉のタレとか売ってた)、コインランドリー、ラーメン屋「味正」、カフェもあったりと言うことなし。街の規模は延岡よりもはるかに小さいけど、かゆいところに手が届く街って感じ。参照
うわさのカルダン。次回こそは!!
誰しも「ン」に魅了されるはず。
後ろ髪ひかれながら、高鍋を後に。

0 件のコメント:

コメントを投稿