2015/04/05

気になるてげ店 -延岡市民俗資料室-

ワイワイ博をあとにし、いつもの如くてくてく散歩。心地いい汗が額や背中を流れます(と、同時に髪の毛もうねります)。
延岡の情報ってネット上ではほとんど載ってないから街を散策しないと面白いものに出会うことがありません。あの食べログとかでも情報はほとんどないに等しいのです...。そんな中、奇跡の出会いが!はじめて歩く路地を散策中「延岡市民俗資料室」の文字を見つけました。「こ、これは...」と直感で「民俗」の文字に惹かれ半分ほど空いたドアから入室。

「延岡市」ではなく「黒木さんの」でしたが、風情のある外観と看板

受付のおじさんに入室の許可(もう帰宅される直前だったみたい)をもらい、中を見せてもらう。どうやら「黒木さん」という方が23歳から約60年、収集に収集を重ねた道具や生活品等を寄贈し、それを展示しているみたい。

室内は雑然とした雰囲気ながら、まずその多岐にわたる収集の中身に驚きました。延岡で骨董(古道具)に飢え、挙げ句霧島の骨董市にまで足を運んだ私にとっては久しぶりに触れる古いモノ達。「おおおおおぉぉぉぉーーー!」っとわなわなしながらじっくり見ます。「売ってくれへんかな...」とか「(不謹慎ながら)もし管理者が亡くなられたらもらえへんかな...」とか雑念を振り払いながら見ます。見どころは状態の良さとその種類の豊富さ!喉から手が出るのを必死でこらえながら一通り見て、後ろ髪を引かれながら、展示室を後にしました。
※その後、2階もあることがわかり再度訪問を決意。

戦争関係とお金等

 雑に置かれた酒器関係と、生活古道具たち。なぜか電車関係のものも多数。

 急須や弁当箱、台所用品など

時代劇とかで見る火事の時につかう、アレ。と蓄音機?とか

 着物など、日本昔ばなしレベルの蓑とか笠

 主に農機具関係、とその他もろもろ

 升が升らしく整列。なんだかんだでよく見る海中散歩するやつ。これはシンボリックなフォルム。

 自転車のかっこよすぎるエンブレム&刻印。

以上、管理者のおじさんにいろいろ教えてもらえますが、正直公共の施設とは思えないざっくばらんな感じが郷愁を誘います。やはり、まだまだ奥が深いのべおか!しかもうれしい無料開放です笑


延岡市民俗資料室(延岡市民俗資料展示室)
延岡市東本小路6-1  0982-33-0326
9:00〜17:00  (※ただし、月〜金は事前の見学申込以外は休館のため利用不可)
定休日:毎週:月〜金/年末年始
※めぼしいリンク  

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