2015/06/21

遠浅の街、日向

台風が迫る白良浜海水浴場、あの日は天国と地獄が同居していた。なぜなら激しい高波が女性のビキニを剥ぎ続け、加えておじさんの脳天をかち割り続けていたから。救急車のサイレンが鳴りやまず、混沌とした白い人工砂浜に立ちすくむ小学生の私。ポロリは見たいけど近づきすぎたらたちまち波にのまれて気づけば病院かもしれない。白い砂浜で赤い血を見るか赤いビキニを見るか、究極の選択をしなければならなかった...


いつからだろうか、「遠浅」の海に安心しはじめたのは。「どこまで歩いてもまだ浅い!」という海らしからぬ矛盾に「なんだかお得だなぁ」と感じている自分がいた。
残念ながら僕は冒険者にはなれなかったのだ。急に深くなり、足を取られる波打ち際のその先に、何があるのか今でも知らない(笑)

日向の街は遠浅だと思う。広く浅く、これでもかと散りばめられた魅力的なお店たち。宝探しをするようにじっくりゆっくりと歩みをすすめていきたい街。もちろん、遠浅なのでご安心を。

飲み屋街。地面は新しいけど店は古い。

色々センス爆発。

屋号も気になるしビール瓶もさらに気になる。

秀逸なタイル絵。

 隠れたスポット大御神社。「君が代」のさざれ石が見れます。

大御神社 HP
883-0062  宮崎県日向市大字日知屋1
御祭神:天照皇大御神
 
そんな遠浅の街に突如現れた巨大駅舎。建物としても非常に美しく、景観もいいですが遠浅の街なので若干うき気味。ではある。
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