2015/06/03

FOLKART風のもの

海には一体どれほどの流木が漂流しているんだろう。流木だけじゃなく貝や魚、海藻。ビンやプラスチック、骨など。ありとあらゆるものが今この瞬間も大海原を漂い、そして海岸に打ち上げられる。その漂着物はある時は鳥に、またある時は猫にでもくわえられてその場を離れることもあるだろう。場合によっては動物に呑みこまれて体内を通り、肛門からまた「こんにちは」と輪廻転生するかもしれない。大げさだけど、一つ一つの漂着物には歴史と物語があり、インディージョーンズよろしく冒険者のように見えてくる。
私はそんな冒険者の中でもより良い顔をした者たちをを一つ一つ丁寧に拾い上げてジップロックにおさめる。真水で1日かけて塩抜きをし、その後何日か天日干しして乾燥させる。いや、なんてことないビーチコーミングの話である。エッジのなくなった角材なんかを見るたび「いやはや、時間と波には勝てんなぁ~」とひしひし感じる。そんな時間を紡いでみました。

タイトル「暇すぎてノベオカ」

なんと!ジャスミンの香り付き

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