2015/11/08

てげ旅 -人が集う街・綾町 ①-

先日、友人が遠路はるばる滋賀県から延岡まで遊びに来てくれました(正確には妻の友人)。2泊3日の旅程で一人旅。何度も会ってはいるが、私とほぼ同郷出身(隣町)ということもあり勝手に親近感を持っている。関西のどことも違う独特の土臭さ漂う奈良弁を久しぶりに聞いた笑。あー懐かしい。
初日から二日目にかけては妻が高千穂などを案内してスタンダードな名所旅を満喫したらしい。最終日の土曜日は「まだ行ったことのない観光地へ行こう!!」ということで良い良いと噂に聞く「綾町」へと足を伸ばしました。延岡からは高速飛ばして約2時間。
まず目指すは「照葉大吊り橋」。吊り橋としてはなんだか世界一らしく、「世界一!!」「世界一!!」と推しに推されまくっている名所です。
奈良県民としては吉野にある「谷瀬のつり橋」とどっちが怖いかお手並み拝見といったところです。見た感じは重厚な造りで安心感があります。。 が!!いざ足を踏み入れるとやはりずっしりとした嫌な揺れ、吊ってるだけに風にも揺られ、気づけば手汗がぐっしょり...。やっとこさの思いで往復しました。
正直、景色を見る余裕はないですがとても良い山並みです。
御親切な案内板
おぉ...意識飛びそうな高さ...
吊り橋を渡った後は汗ばんだ体に風が心地よいです...。心臓がまだバクバクいってる中、妙な看板を発見、「バードカービング?」というか「この生き物なに!?笑」ってな看板。おそらくふくろう的なモチーフなんだろうけど目とか怖すぎるし...耳?が矢印みたいになってるし...笑
近くで見ると...。ハマってしまいそうな風貌...なんともセンスを感じる...笑
妙な看板とは裏腹に、展示施設はしっかりした、まじめな中身でした。バードカービングとは木製の鳥標本のことでした。しかしすごいクオリティ...。
他、綾町にある様々な木の種類や自然の生態系、はたまた人々の暮らしなどかなりのボリュームです。民俗学も学べます。
木漏れ日が差し込む「研修室」なんだかいいなぁ...。施設からは山々が一望でき、山に向かって椅子がちょこんと設置されていて何時間でも黄昏ていられそうでした。照明のトーンがなんとも冬の山小屋感ありです。
吊り橋付近の土産もん屋。めちゃめちゃ関西弁の商人がいました笑 老後、関西から奥様のご実家の綾町に移り住んできたらしい。
吊り橋でビビった分すっかりお腹も減り、街の中心地にあるカフェへと向かいます。その名も「カフェ山猫」。見ての通り素敵すぎる外観、そして店内、そして丁寧でオーガニックな食事。この時点で既にすっかり綾の虜になってます...。こんな郊外のカフェに来るの久しぶり...郊外のオサレカフェか都心部の純喫茶か、どうやらともに好物なようです。
 

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