2018/01/15

2018年カンサイの旅②-天理参考館・喫茶ボン-

高揚必至のオープニング(奈良散策)を終え、「人類の夜明け」的な実家での業に入る。
「知ってるよ」的なサルの生態を延々と見せられて一晩、全く永久不変である。
(「2001年宇宙の旅」的、わかりにくいか)

2日目、この日も夕方まで自由時間。
どこに行くか迷った挙句「そうだ天理、行こう」とJRポスターの如く思い立ち実家の車で向かう。天理市は全国的にも(おそらく)珍しい大大大宗教シティーなのです。老若男女が「天理教」と書かれた黒いハッピを着て街中を闊歩する独特の雰囲気。セーラー服の女子高生だって上から着ます、天理教ハッピを!
奈良在住の時から実はよく行ってた天理市。古本屋が多く、商店街のリサイクルショップ(亀の剥製とか売ってる感じ)に足繁く通ってました。通いすぎて駐禁とられたことだってあるぐらい...。

今日の目的地は「天理参考館(主に世界各地の生活文化資料・考古美術資料を収集・研究・展示するほか、所在地に広がる布留遺跡の発掘調査を行う博物館法における博物館相当施設である)※Wiki抜粋」。天理教的「人間創造の地点と教えられる聖地「ぢば」」の近くにあり、さながら世界を知ることのできる隠れスポットなのです。
天理大学附属 天理参考館 
〒632-8540 奈良県天理市守目堂町250
天理独特の建築物内にあります。
アイヌ、蝦夷
ちょっとエチオピアにも通じる文様
東アジア周辺の仮面
勿論、目的は「コレ」ですわ
かっちり、明治天皇
考古美術コーナー
「中国」というかもっと西の感じ
ざっくり「オリエント」なコーナー
古代の陶器「アラバストロン(香油瓶)」
てげ古物1」にて...笑
ざっくり「エジプト」なコーナー
「(個人的ビーズの集大成)ファイアンス」の釉薬残ってるバージョン
inミイラだろうか。
見応えある展示内容ではあるものの、過去に見た「干し首エクアドル・シュワル族によって作られた人間の頭部を装飾用に加工したもの※HP抜粋)」は残念ながら今回は展示されておらず。近所の天理市民なのか、はたまた詣でに来られた地方人なのかめちゃめちゃうるさいおじさん4人組がいて若干気が滅入りましたが平穏無事に見終わりました。
「みんぱく」に行かなくとも世界は近し。そういえばその昔、長野を旅行してる時に偶然見つけた「西丸震哉記念館」というのも世界を知る良い場所だったな、と思い出す。そこには蝶の標本や鳥の羽根、貝の標本、そして何といっても圧巻の「パプア・ニューギニアの人食い部族の頭蓋骨」が展示してあった。当時はまだ飛行機に乗せれたらしいが凄い話。。あぁ長野にまた行きたい...
「ぢば」への道
参考館を後にし、天理第二の目的地「喫茶BON(ボン)」へ。このお店、何を隠そう「珈琲」と「手打ちそば」の奇跡のコラボ純喫茶。純喫茶が日本固有の文化ならば、もはや世界を見渡してもこの組み合わせは存在しないかもしれない貴重すぎる店。天理にきたら概ね足を向けます。詣出客で賑わう商店街を少し離れた場所にあるその店は、正月にも関わらず客は「ゼロ」。時間的に中途半端だったのでホットコーヒーとサンドウィッチを注文。※もちろん蕎麦もおいしいですよ。
喫茶ボン 
奈良県天理市川原城町328 0743-63-3461
ベストオブ喫茶店の要素が詰まりまくり。
珈琲も美味しい、そして懐かしい缶詰チェリー。
ほら、ベストオブ喫茶店でしょう。
ほらほら、ベストオブ喫茶店のマッチでしょうよ。
「天理、相変わらずええ街やな」とひしひし実感して後にしました。奈良へ来られる方、是非天理市へ足をお運びください。魅力と魅惑の宗教シティーにハマること請け合い。
魅惑の「掘り出し物専門」店もありますよ。
昇天の天理散策。
そして今日は妻の実家へGo。

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