2018/01/14

2018年カンサイの旅①-お初天神・MARUMARU-

2018年1月、謎の石板モノリスを探しに旅へ出てきました。

ウソです。いつもの如く関西に帰省してきました。行きは宇宙船ではないものの「宇宙まで行けるんじゃないか?」というほど時間をかけて夜行バスにて。宮崎県人は夜行バスに乗り慣れてないのか誰一人リクライニングを利用しない車内で1人そこそこの角度で11時間の移動。ディスカバリー号ならぬ「ひなたライナー」にて。

20:35に延岡駅を出発し、大阪駅へは翌朝7:33に到着、まさに分刻みの時刻表。この辺はさすが鉄道会社が運営するバス会社だけあるなと思う。ほとんど寝間着の状態で乗車するため、大阪駅へ到着後は身支度をしないといけない。純喫茶、サイゼリア、プロントの選択肢から「プロント」を選択。これが大正解で店内にトイレがありかつ空いているではないか。いそいそと身支度(着替え、コンタクト、歯磨き、ヘアセット、パッキング等)し、同時に宮崎土産を梱包。
アラビア文字に包まれた焼酎や地鶏たち
約1時間ほど店内で時間をつぶし、いよいよ出発するかと腰をあげる。「久しぶりにお初天神でも行ってみるか」と向かう。ビルとビルの間にあるお初天神こと露天神社(正式名称)は以前、大阪勤務時代に会社のメンバーと初詣で行ってた場所。そして参拝の帰りはいつも近所のそば屋でそばを嗜んでた、良い思い出やな。
参道①
目力、すごいな。
この奥のそば屋にて...
今日はまず奈良へ。地下鉄と近鉄を乗り継いで向かいます。さすがに土曜日だし朝も早いので人もまばら。しかし、地下鉄は便利だなぁ。
近鉄上本町駅にて。「どろかわ」と読みます。
修験者が訪れる奈良県の大峰山登山口にある秘境的温泉
平城京を突っ切り一気に近鉄奈良駅へ。
なんかあんまり見たことない色の特急が停まってた。
近鉄奈良駅で外国人に紛れながらリュックをロッカーに預けて散策開始。しかし、新年早々とはいえ関係なく外国人が多いな。東向商店街(興福寺を向いてるから「東向き」※ブラタモリ情報)を闊歩して目的地へ向かう。
ゴミはあかん。
(唯一と言っても過言ではない)目的地の諸国民芸品処「MARUMARU」
(というか、もはやここしか目的ではない)MARUMARU(マルマル)
(ここがなければ多分帰ってない)MARUMARU(マルマル)の入り口
店主と小一時間、「生きることへの執着心は人間の宿命」という話を。「生きたい。死してなお、極楽へ行きたい」という人間の生き死にへの強い思いが世代を越えてモノを繋ぎ、歴史と文化を生んできたんやなぁと実感。物語の「物」に興味があるから必然的に物語も気になるよね。文明が生まれたその時から、人間と物は宿命とともに繋がっているのだ、現代まで。
しかし、改めて九州でも東京でもいろいろな店に行ったけどここまで「文化」「風俗」「文明」「歴史」を感じて物を買える場所はないと思う。みんな、自己中心的に生き過ぎなんだろうな。
なんだか気になったギャベinもちいどの商店街
散策中に見つけたゲストハウスの無人フリマ
そして、第二の目的地「fangle(ファングル)」へ。ここでも小一時間店主と奈良についての話を。地元の人が気付かないことを、外から来た人に気づいてもらえると嬉しいですね。若草山の山焼きとユーカリの自然発火、そして生きるための知恵、縄文の土なんかの話をする。いい雰囲気を持った道具たちがそこにはありました。
入り口。奈良の人、この感じわかるかな。。
もはやスタンダード、中谷堂の高速餅つきを観る人たち
旧・JR奈良駅。中にはスタバが。
脳みそ大満足の奈良散策。
盆地を突っ切るJR奈良線で実家へGO。

0 件のコメント:

コメントを投稿