2017/03/12

続・青い春① -延岡の夜、はにわタウン-

二八(ニッパチ)とはよく言ったもので、仕事柄営業職に就いてると確かに2月と8月は売り上げが低下する(=暇になる)訳で、ご多分に漏れずそんな周期を繰り返してきた訳ですが2017年に限っては法則通りにいかず激多忙な日々を過ごしてました。そんなくそ忙しい最中、有り難いことに高校時代の友人が延岡に来てくれました(若干皮肉も含め笑)。
高校時代は某運動部系の部活動に勤しんでいた私、上下関係こそそこまで厳しくはなかったものの来る日も来る日も練習練習で今となっては「良い経験やったな」と思うほど。やはり人生、一度は何かに熱中した時代があっても良いもの。そんな青春時代。
しかし同時にサブカルにも興味がわんさかあり、時代的にもヴィレッジヴァンガードがセンセーショナルを巻き起こしてた関係(勝手に)もあって音楽や雑誌、その他もろもろ雑多なモノを貪りまくってました。部活メンバーも趣味、センスなど千差万別でまさに「異文化交流」って感じ。今回延岡に来てくれたのはそんな中でもナイスセンスな友人の一人。
福岡で仕事を終えた友人がハッコーライナーで延岡に降り立ったのは土曜日の夜21時過ぎ、「夜は短し走れよアラサー」だ。苦笑いでバスから降り立った友人は恐らく延岡に「遠すぎやろ...」や「田舎過ぎへん...?」と言った印象を抱いていただろうが話は全て後から聞く。とまずは一軒で延岡名物のすべてを堪能できる「網基」に連れて行き早々にノルマ達成。その後、「落ち着いた老舗バー」に行きたいと要望があったので久しぶりの「すたんどばぁグリーン」に。相変わらず耳の遠い店主とウイスキーについてのお話を、大人の嗜み。
ボウモアを注文したら「こんなのもあるよ」と出されたアードベッグ
男子トイレのユーモア
友人も気に入ってくれたみたいで良かった。私は「アードベッグ」と「ブルイックラディ」をストレートで。途中、店主が「大人の遊び」といってウェールズの地下水をウイスキーに足してくれた。香りが口の中に広がりここはアイラ島かと錯覚するほど笑 いやーやはりええ店やな。
その後、定番の桝元で延岡の〆。なかなか骨太のいいコース、いい夜。
桝元、湿度の高い産休明けの店。やはりこの店のが美味しい。
そのまま我が家で一泊、今の仕事の話なんかをしながら就寝。朝目覚めたとき、既に友人はソファでくつろぎ中。聞くと既に周辺を散歩した後だという。たまたまやってた中学生の駅伝大会を見てひた向きな姿に涙し、城山に上がって延岡を一望してきたらしい。コーヒーを飲み、友人は初めてだという「キンカンたまたま」を食べる。植物関係の仕事についてる友人は「たまたま」の種を持って帰ってた笑 なんでも興味は大事。その後、早々に家を出てまずは延岡のランドマークをご紹介。
なんといっても延岡のランドマークは赤白煙突。奇跡的にWikiでも...笑
10号線を南下し、昼食は日向細島の海鮮丼
やっぱりめちゃ旨。フレッシュ!!
せっかく日向まで来たから...小倉が浜。
ヒュー!日向
快活な友人だと思ってたが意外と「サーフィンには興味がない」と言う。思い込みは怖いものだ。とはいえ海なし県出身のわれわれにとって海は贅沢な場所、じっくり堪能してちょっとだけコーミングした。「体験系がしたい!」ということだったので「埴輪でも作りにいくか!」とさらに南下し西都市は考古博物館へ。ヤクルトのキャンプ地を横目に古墳が連なる道を快走。どの古墳もぽっこりしててかわいい。が、山の頂上に石碑みたいなんが建ててあってこの上ない墓感を醸し出してる。そうだ、古墳は墓なのだ。
宮崎県立西都原考古博物館 
〒881-0005 宮崎県西都市大字三宅5670 0983-41-0041
予想に反してとんでもなくレベル高い施設でした。
国立!?と思うほどの内容。でも県立
ヴィレヴァン的コメントが秀逸 笑。
外観、雰囲気に圧倒されながら、展示物を見に館内へ。

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