2017/03/05

てげ場所をゆく -阿蘇(Nyima・滝室窯)-

ようやく昼間は暖かくなってきたここ最近。しかしほんの数週間前まで極寒のような日々が続いていた宮崎。延岡は雪こそ降った日は1日程度で(しかもパラつくぐらい)ほとんどが強風による寒さだったような気がする(体感的にはマイナスのような)。しかし2月に行った阿蘇は驚くほどの猛吹雪で遭難するんちゃうか...と思ったほど。
今回、阿蘇に向かった目的は「食器購入」。結婚当初、諸々食器を買ったりもらったりしたものの気付けば早数年、少しずつ形やデザインにも飽きがきた(貰い物以外、ほとんどが安い食器)ので作家モノを見に行こう!と寒空の中立ち上がりました。せっかくなので気になる場所も含めて。
まず向かったのが南阿蘇村にある「Nyima(ニマ)」。ここはアンティークビーズを血眼になってネットサーフィンで探してた時にヒットした場所。ご夫婦で世界各国旅して買い付けてきたものを販売したりオリジナルのアクセサリーを作ったりしてるお店。しかしやはりご多分に漏れずネットでの情報が少なすぎる...これは行くしかない!と初訪問。吹雪の中、車を走らせ延岡から約2時間、古代遺跡のような石造が見えたらそこが「Nyima」。店内はさながら博物館のような貴重なモノばかりで触るのもためらうほど...。知らない人が見たらひょいっと持ちそうな陶器も聞いたら「モヘンジョダロの発掘品」とか「紀元前の...」とかばっかり。もちろんほしいものは凄まじくありましたが財布が追い付かず断念しました...次こそは...笑
Nyima(ニマ) 
熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰4036-8 TEL&FAX  0967-67-0864
正面がショップとカフェ、右がギャラリー
ギャラリーでは作家の展示が。
目の保養の後は胃袋の...ということでNyimaと同じ筋にある台湾料理のお店「龍駿園」へ。ここは某台湾出身の方から情報を聞いたお店。「ホンモノのタイワンリョウリ、ココ」的な感じで。
台灣料理 龍駿園 
阿蘇郡南阿蘇村河陰3588-7 0967-67-4060
外観のイメージは若干違いましたが台湾家庭料理。
八角の香り漂う店内。野菜たっぷりメニュー多し。
本場の台湾料理は味付けも濃くなくあっさりしてて美味しかった。中華料理ももちろん美味しいけど台湾料理は「毎日食べるなら台湾!」って感じの味でした。その後、地震の爪痕残る阿蘇山を北上し、北阿蘇は一の宮方面へ。倒壊した阿蘇神社は既にシートで覆われ修復作業中だったので見れず、参拝だけして参道散策。さすがに吹雪まくってたからか人はほぼいない...めちゃ空いてました。
阿蘇といえば!なetu。相変わらずのナイス古道具!
冬場だけ、阿蘇市内の方に出張販売するみたい。
女学校跡地内にある北風商店。ここ、パンチ効きまくってました。箸置き購入。
参道の和菓子屋で洋風どら焼きを食べ、オーガニックティー専門店でお茶を買い、充実した阿蘇散策の後はいよいよ今日の目的地「滝室窯」へ!妻が見つけてきたこの作家さんは、セレクトショップ「madu」で展示会をするなどなかなか東京方面でも活躍してる人らしい。前日、電話で開いてるか確認してたこともあり、店内を暖めて待っててくれてました...いい人...泣
滝室窯 
〒869-2611熊本県阿蘇市一の宮町坂梨3031  TEL/FAX 0967-22-0325
道路沿いにひょこっと現れます。
蔵のような作業場兼ショップ。
散々悩んだ挙句、自宅用に購入した2枚。
焼きを待つ器たち。
じーーっくり選んだこともあり結構な時間に。でも満足いく器を買えたので満足度高し。購入した器はチャーハンだったり煮物だったりと我が家で大活躍中。延岡-阿蘇間が猛吹雪だったこともあり、スタッドレスタイヤも履いてないしチェーンも不携帯の我々は、ここはひとつ安全のため(&お寿司のため)に大分経由で帰ることに決めた。途中、「道の駅 波野」に寄って野菜買ったり呑気に大分へ。竹田市も通過したので竹田初体験の妻にちょこっとだけ竹田のええとこを見せようと思ったけど冬の竹田は店もほぼ閉まっていて街自体が休業状態...そそくさと後に。
こんなとこ走れない...

道の駅で見たプチ雪だるま
大分ではいつもの如く佐伯市でお寿司を食べ、今日に至っては凍えた体をあっためるべく佐伯市のスーパー銭湯に立ち寄り延岡へ帰りました。ちょっとした旅行、阿蘇の旅。
佐伯市のスーパー銭湯「やよいの湯」、死海風呂アリ。
このラーメン屋ええわー。
北風商店で購入した男前箸置き、壁に貼ってもよし。
阿蘇周辺もなかなか楽しい。

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