2016/03/05

てげ旅 -ぴゅっと博多へ行く・1日目-

2月の終わり、研修という名目で福岡は博多へ。初めて電車で向かう福岡は、それはそれはもう...大変長い道のりでございました。鉄道マニアであれば一度は乗ってみたい!!という路線なのかもしれませんが、途中30分ほど携帯がつながらない区間があったり、途中でセルフ座席回転しないといけなかったり、凄まじい電車の揺れだったり...とにかく疲弊する電車移動。正直疲れた。

延岡を出たのは14:41発の「にちりん16号」、途中の大分駅までは丸2時間。「北川駅」「宗太郎駅」などは昭和...?のような駅舎でまるで戦時中かと思いました。それぐらい寂れ感が凄い。もちろん電波は圏外の場所が多く仕事の電話はできません。大分駅で「ソニック48号」に乗り換え、博多までは約2時間。途中の「別府駅」で見た「べっぷと書かれた看板に思いを馳せながら電車は進み、そして揺れます。良い心地で寝ていたら「小倉駅」で進行方向が変わるため、座席をセルフで回転させないといけない苦行が...。たまたま相席していたので横のおじさんと目配せしながら「(やりますか?)」「(そうですね)」的な感じでくるりと回転。合計4時間ちょっとはかかりました。

疲労困憊ではあったものの、せっかくの福岡。しかも一人ということもあって街へと繰り出します。
宿泊ホテルは天神の親富孝通り近く。とぼとぼと小雨の中歩きます。まずは前回行けなかった須崎町の屋台「かじしか」へ。しかし雨のため姿かたち見えず。屋台をあきらめ近所のうどん居酒屋なる「つきよし」へ。しかしこちらは満席で入れず。2軒もフラれてしまい仕方なくとぼとぼ中洲の方へ歩き出すが、最近ようやく見出したインスタグラムでお洒落な方たちがこぞって行ってるおでん屋に行ってみようと思いつき、春吉の「安兵衛」へ。しかし、暖簾をくぐったのは安兵衛ではなく横にあった「藤よし」という焼き鳥屋だった。最近、焼き鳥欲が凄かったので自分に負けてしまったのです...
老舗らしい。外観に惹かれました。
「がつ」やら「ぺた」やら聞いたことない串も。どれも美味でした。ビールと日本酒をちびっと。
接待中らしきサラリーマンが横で「博多に来たらごまさば食べんとあかんたい!!(すみません、訛りは適当)」と言ってたのですかさず注文。酒を凄まじいスピードでかっさらう味。んまい。
しかし、この一角はなかなかいい感じの店が多く、路地の佇まいが気に入りました。博多に来たときはまた来たい(え?訛り?)。
結局行けなかった「安兵衛」。次回の宿題としておこう。
お腹も一杯になり、ひとまずホテル方面へと足を向ける。途中、天神駅直結の蔦屋へ寄り道。深夜1時までやってるらしい。そしてなんとなんと古本まで扱ってるという素晴らしさ!!久しぶりに古本欲がもくもくと湧いてきてしばし物色。雑誌を2冊購入。
最後にラーメンでもひっかけて帰ろうかとコンビニの副店長においしい店を聞くが「今日は雨なんでどこも屋台やってないスヨ」とのこと。仕方なく店舗を構えているホテル近所の「Shin-Shin」というラーメン屋へ。コンビニを出てからラーメン屋までは徒歩約5分、その間ずーっと嫌な感じの接待サラリーマン群と一緒で、接待を受ける方の傲慢な態度(「ほんまにその店うまいんやろなぁ!?」とか「どこまで歩かすんやぁ!?」)と、接待する方の健気な態度(「とてもおいしいと評判のお店でございます!!」や「さささ、この雨の濡れないところへどうぞ!!」等)を見ていて「サラリーマンってほんとに大変...笑」ってしみじみ感じました。そんなこんなでラーメンはおいしかったです。行列のできる店でした。
やはり、「バリカタ」や「ハリガネ」とは恥ずかしくてまだ言えない...

お腹も心も満足で就寝。博多の夜はやっぱおもろいなぁ。

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