2016/09/13

てげ旅 -奄美大島.8(Power to the BIRD)-

8月21日(日) ※4日目、朝

4日目、最終日。不気味な鳥の鳴き声で目が覚める。しかも妙に近い。「ギャーギャー!」とまるで恐竜のプロトケラトプスが近くで飛行してるような錯覚すら覚える声量。ただし勿論恐竜も鳥もいるわけなく「夢やったんかな...」と寝ぼけ眼で1階の朝食スペースへ。すると「なんでんかんでん」の社長、川原浩史氏風のオーナーが「おはようございます」とお出迎え。「え?まだ夢なん?」と思ったがどうやらモノホンの現実なよう。見晴らしのいい場所で朝食を頂く。
ガラス張りのオーシャンビュー。
「食事のるつぼ」的朝食。
朝食もほどほどに、オーナーが「ここ降りたところでもシュノーケルできるで」と言ってきたのでチェックアウトまでのわずかな時間をシュノーケルに使うことに。最終的に私以外は全員入水してたが私だけは頑なに入らずコーミングに精を出していた。こういう時の不参加は何故か心が痛い...。
宿(を)全景。
宿(から)全景。
シュノーケる人々。心痛い。
これからシュノーケる人々。またも心痛い。
シュノーケる人たちに圧倒され、ポリシーを貫くためにコーミングに精を出す。奄美の東西南北いろんな場所でコーミングしてきたけどこの用安海岸はなかなかGoodBEACH!改めて、やはり太平洋側の漂着物はダイナミックで素晴らしいと実感。だって、アメリカまで繋がってるなんて夢があるよね。ある意味「アメリカンドリーム」。反対側は韓〇とか中〇。別に悪くはないんやけど同じアジアやし...漂着物もダイナミックさにはどうしても欠ける(大きさとかの意味ではない)。
画になりすぎる「枝サンゴ」
シュノーケルはまず2人入り、そして誘われるように1人入り、最後にさらに1人入った。最後の1人がシュノーケルセットを宿まで取りに行ったとき、部屋で物音を聞き一瞬「泥棒!?」と思って用心深く襖を開けたらなんとそこには従業員...ではなくれっきとした「」が居たらしい。いや、朝の鳴き声ほんまに鳥やん!!と思わず突っ込んでしまった。かといってシュノーケルもしないといけないのでひとまず部屋に閉じ込めてきたらしい。戻るの怖すぎ!!
余談:カブトムシ(♀)の死骸
と言っても我が目で実物を見ないと実感がわかないので、恐る恐る部屋に入るといました「成鳥」が。怯えてるのかバタバタと羽をバタつかせて出口を探してるみたい。ここで大きな問題が一つ...人間にとっては見事なガラス張りのオーシャンビューが鳥にとっては致命的な激突壁になってました...何度もガラスに突入する鳥。「そことちゃうで!!」と皆声をあげますが勿論聞こえるわけもなくおさまらない激突。その姿は何か巨大に権力に立ち向かう弱者のよう。「Power to the BIRD」やな。ほどなく風呂場に追い詰め、無事その窓から野山に帰っていきました。家族が居たら「見えない壁」のこと、ピーチクパーチク話してるかな。
逃げる直前の鳥。鏡にも激突しまくってました。換気扇から入ったみたい。
そうしててんやわんやのペンションひわきを後にし、いよいよ奄美大島大詰めのお土産散策へGO!
海の見える宿ひわき ☆
鹿児島県奄美市笠利町神ノ子1314-2
0997-63-0228 ※鳥に注意!

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