2015/08/26

てげ旅 -2015年・宇宙への放浪1(岬攻め)-

数か月前から計画していた3泊4日キャンプ旅行、楽しみにしていたJAXA旅行、フジロック終了後の生きる糧でもあったアイランド旅行。そんな旅に出てきた。
場所は種子島、そう!!ロケット!!こうのとり!! ここ最近、というか打ち上げが成功した途端にニュースでもピックアップされてるけど1か月前に日本の、鹿児島県の、種子島でまさか重大な任務を背負ったロケットが打ち上げられることを国民の何人が知っていただろうか...。
とはいえ、どんな世界にもマニアはいる。マイノリティーが突如メジャーになることもあるのです。行くと決定してからもフェリーの手配(1か月前にTELで手配)、宿の手配(マニアの押さえっぷり)等これがなかなか苦労の連続、要はとれない。。。そして計画通りにいかない天気等々大変でした。しかし大人の意地で何とかすべて準備を整わせ、後は向かうのみ!!という状況に。

が!!


結果的にはロケット、見れてません。


さぁロケットだーーって気持ちになっていた8/14(金) 不吉な知らせは突然LINEから入ってきた。「ロケット延期になったみたいですよ」と。どうやら天候不良で延期が決定されたらしい。「なんてこったJAXA!!」てな感じで急きょ目的を失った我々...。そこからむちむちとLINEでのやり取りを経たのち「雨でロケットの飛ばない種子島になんか興味あるかーーっ」と行き先変更を決定、とはいえコスモ感(JAXA感)も残したいということで鹿児島は内之浦にあるJAXAの施設(発射台あり)を筆頭に、鹿児島~宮崎南部辺りを放浪する旅に変更となりました。

ざくっと行き先(1日目/3日のうち)
延岡→鹿児島空港→志布志→ダグリ岬→都井岬→串間(泊)

くしくも、天候は晴れ気味の鹿児島空港。延岡から車を走らせ2時間半ほど。友人をお迎えにあがります。桜島の噴火も、地震も、ロケットも、と何かと忙しいな鹿児島は。
青空すら見える鹿児島空港。少し早く到着した妻と私。空港内で面白い航空展示ブースを冷やかす。そしてお出迎え。
晴れちょります。
空港内の山形屋レストランでランチ。もちろん黒豚。味噌汁甘っ
無事、お腹も一杯になり。しばし店内でパンフレットを広げ行き先会議。なんだか時間の有り余っている大学生のような旅。でもこういうの、、好き。色々ディベートを重ね、行き先は「都井岬」に決定。勿論時間もお金も(ある程度)余裕があるので気になる行き先があったら急きょの変更も可、ということで。
鹿児島空港から宮崎県、都井岬(といみさき)へと歩みを進める。途中、鹿児島県の志布志を経由。志布志からは国道220号線を海沿いに。途中、紫の瓦をあしらった竜宮城のようなラブホテル等を横目に走り、ほどなくするとJR九州の線路と並走しだす。運よく電車が来たので車内から1両電車をパシャリ。
停まってるようですが、ちゃんと写真右奥に進んでおります。
ほどなくして、右手にちーーさなちぃさな観覧車が見えてきました。車内ではもちろん「あれなに!?」「遊園地!?」「行ってみる!?」的な会話。目的は都井岬ですが、イインデス!!なんてったって放浪ですから。駐車場管理のおじさん曰く、鹿児島県で「唯一の遊園地」だそう。その名も「ダグリ岬遊園地」。どうですか、渋すぎるでしょう、渋すぎるんです。しかも驚くなかれ、下写真内「ダグリ岬遊園地」看板上の「赤・青・黄」の塔らしきものは実は乗り物で、写真右方向に進みます...笑
そんなこんなで志布志は海沿いのなんともバブリーで廃墟感漂う道を快走し、都井岬へ。ダグリ岬から都井岬へ。まるで岬マニアの様。途中、しぶーい外観&エントランスの国民宿舎を横目に岬先っちょへ向かいます。
渋かとー、都井岬国民宿舎
都井岬に到着するも灯台は既に閉館時間を過ぎていた。辛うじて灯台前の売店は開いていたのでオリジナルのマンゴーアイスを食べる、おいしい。個人的には懐かしすぎてツボなニッキ水が売ってたのが好評価。ニッキ水はお正月の大神神社を思い出す。
その後、都井岬名物の馬を見に行く。後から知ったけど天然記念物らしい。そして日本古来の生き物らしい...。そんなのは置いといたとしても、とにかく景観と、馬と、若干の糞のマッチングが絶妙な岬...素晴らしかったです。
天然記念物との距離「0」なスキンシップをし、都井岬を後に。都井岬も志布志同様バブルの後遺症を感じる、廃墟ホテルなどが。
その後、串間の温泉に入って馬の糞を落とし、その場で電話して決めた民宿へ一泊。
串間の温泉施設。ここ、めちゃめちゃよかった。入る前と入った後では肌別次元。写真手前左でビアガーデンも催されていた。ちょうちんが良い感じ。
串間市内をぶらぶらさまよう30代4人。目的の居酒屋が閉まっていたため、飛び込みで2軒はしご酒。ともにおいしく、お酒もおいしい。串間はサーファー文化なのか、若い人のにおいがした。
イメージ図:「串間の酒場」
ご機嫌で帰宿。この民宿、お母さん(70代?)も、女性のお孫さん?(20代?)もめちゃめちゃ良い感じの応対。初めてくる串間の雰囲気をぐぐぐっっとよくします。
しかし串間はなかなか飲み屋が多くて気に入りました。ここはまた来たい。
室内はさながらつげ義春の世界。ふすまの妖艶さよ、、そしてクーラー6時間100円。
そんなこんなで12時には就寝。コスモな旅はまだまだ続く。

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