2015/08/18

てげ旅 -たかちほ(高千穂峡・トロッコ)-

延岡に腰をおろして早7か月。「高千穂!!」「TAKACHI-HO!!」「たかちほ!!」と同僚や地元の方からおススメされにされまくってきた場所に満を持して行ってきた。目的は妻の友人家族が東京からわざわざ延岡に来てくれたので観光のメイン場所として。
延岡から高千穂までは北方道路(無料)を快走して1時間ほど。途中、日之影エリアの棚田や風情ある景観、渓谷にかかる高い陸橋から見る自然は雄大で目を見張ります。ツーリングにも最適な感じ。
植木で形どられた巨大な「たかちほ」のサインが高千穂入口の目印。観光名所とはいえ、まだまだ秘境感は残っており、同時に諸々手続きの制限(時間や定員等)も田舎ならではで残っているので効率良いと思われるスケジュールを以下にて。

【現地で予約しないといけないものが多い!!】
11:00 高千穂到着
 ≪予約≫高千穂あまてらす鉄道駅で14:00トロッコ予約
11:10 高千穂峡着
 ≪予約≫ボート予約(時間指定できず、今回は2時間待ち)
11:20 高千穂峡散策(40分ほどで十分)
12:00 昼食(淡水魚水族館横で)
13:10 ボート乗車(30分)
14:00 トロッコ乗車(30分)
14:40 家路へ

以上、先にトロッコとボート予約することを激しくお勧めします。高千穂は「四六時中 あると思うな ボートとトロッコ」、肝に銘じてください。

高千穂峡は想像をはるかに超える良い場所でした。パンフレットの写真そのまま、というか写真よりも荘厳な雰囲気で自然を感じる。まさに天孫降臨の場所かも...とついつい思ってしまうほど。たまたまなのかアジア系の観光客がうじゃうじゃいましたが、サイズ感、雰囲気ともにgood!!
高千穂峡の入口、小さな小さな橋から見下ろせる高すぎる高千穂峡。ボートが良い感じ。
その後、近くを散策。木漏れ日が降り注ぐ中遊歩道を歩く。自由度が高くのんびりしている人や竹細工のワークショップをしている人等気ままな高千穂。そもそも「高千穂」って地名もなんだか良い。チョウザメが生息している池(撒き餌にまったく食いつかない)や、ちょっとかわいい祠や、外国人観光客が多いと容易に推測できるトイレの張り紙や、見どころ満載!!

釣り堀もあり、子供も大人も楽しめる一大自然テーマパーク。淡水魚水族館なるものもある。しかし、一連のこの感じはやはり昭和を感じざる負えない...。小さいころの写真を掘り出したら似たような写真が一枚はありそう(奈良県はあやめ池遊園地:閉園とか生駒山上遊園地:現役とか)。全国的に、この「昭和のかほり施設」は急速に姿を消している気がする。猫も杓子もU〇JやT〇Lな傾向は如何かと...このまま黒船に勢力を奪われてもいいものか?同じ娯楽でも映画は「ハリウッド系」、「単館系」と住み分けができているように、地味で趣のある施設も再評価されてほしいものである。
再評価されたと思ったらまさかの「珍スポット」扱い、だけは避けたいと思うのが当事者の願いだろう。
水面が美しいつりぼり

時刻も迫り一路ボートへ。ボート乗り場までの険しい階段の道のりは、さながらとび職人になったような気分を味わえます。ボートは一隻30分、ライフジャケットを着ていざ出発!!予想通り、すごい景色が目の前に...手を伸ばせばそこには滝...見上げれば渓谷...自然の雄大さとマイナスイオンを存分に味わえます。ボートの混雑具合&滝の水しぶきがかかるのは若干気にはなりますがトータルは☆3つって感じ。
滝壺までいけちゃいます。ボートはみなさん協力し合って...。
大満足でボート乗り場を後にし、暑くなった体を冷やすために通称たかちほスムージー(桃・日向夏・完熟マンゴー)をちゅうちゅう。まったく、今日は天気が良すぎる...。雰囲気の良い高千穂の商店街を抜けてトロッコ乗り場へ。以前、延岡~高千穂間を結んでいた「高千穂鉄道(数年前に自然災害で廃線に。参照)」の線路を利用した施設。絶景&スリルを味わえます。
名残を残す駅構内。てくてくと線路を歩く、線路の青春感すさまじか~、スタンドバイミー。
諸々突っ込みたくなる点多数ですが、楽しみは是非皆様の五感で感じてくだせぇ笑 とにかく運が良ければ絶景と小噺が楽しめます。子供も大人もみ~んな一緒に笑顔になる。そんな高千穂あまてらす鉄道。ここも参考に
絶景!!高さはなんと大阪のシンボル「通天閣」と同じ高さだとか。迫力ありまっせ~!!
鉄橋を越えたら終了。その先のトンネルが気になります。厳重に戸締り。
アイフォンが単純にすごい...な疾走感ある写真...。森を抜け、国道を越え、トンネルを越えます。
無事駅に到着。駅内にはカフェや物販、手押し車等トロッコに乗らなくても楽しめます。廃線が決定した時、さぞかし地元の方と一部の鉄道マニアは悲しんだやろうなぁ...。
寺社仏閣風の高千穂駅。
以上、何より天気が良かった高千穂散策。まだまだ秘境感の残る今のうちに!!

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