2015/08/26

てげ旅 -2015年・宇宙への放浪2(銀河と禅)-

2日目の朝、じめっとした朝。朝方、小雨が降ったのか部屋から見る外のコンクリート道路は濡れている。濡れたコンクリートを散歩するおじさんおばさん達、なぜ人間は年をとると朝早く活動するのだろう...あ、夜が早いからか...笑
しかし、例外もある。同室だった友人は朝はやくから起き、串間市内を散歩。途中、おもしろそうな朝市でパンを購入し帰宿してきたのだ。ライブもあったらしい、やっぱりサーファーがやっとるなと確信...笑
パパパッと身支度をし、番犬の吠え盛る中、串間を後に。一路内之浦に。途中、案の定天候が悪くなる、加えて人里離れた海沿いの霧深い道を走る、走る。何とも不思議な道。この世のものとは思えない、まるで無音の世界。「え!?我々死んでる!?笑」ってなぐらいしーーーーーんとした道を抜け、どんどんどんと山を登る登る。すると現れる宇宙空間観測所。人はまばら。入口で受付を済まし、一路所内へ。
どへーーんと看板。
車で所内は回れます。大きなアンテナ、霧深い橋、海沿いのロケット発射台等を満喫。ロケットの実物大模型や、何やら怪しげな巨大ビニールテントなど、宇宙を漏れなく感じることができる施設。
巨大アンテナ。いやーーー、実に勇ましい。天に向かって一直線...笑
辛うじて 雲の合間に 発射台
迫力あるロケット実物大。単純に、シンプルにかっこいいです。
宇宙を肌で感じた後は、頭で感じる施設へ。資料館?らしき建物内へ。日本最初の人工衛星「おおすみ」にスポットをあてつつも、様々な模型やビデオ、展示物を見ることができます。但し古さは否めない。
模型を上から。
スプートニク!!と言えば個人的には この人 です...。フジロックも放浪も、結構これに憧れてたりする。かつて幼少期に持ってた地球儀はシールで「ソ連」になってた。
ソ連、よな...
なんだかいかにもなロケットの一部
観測所を満喫し、宇宙グッズを見にコスモピア内之浦へ。あんなにハイテクノロジーな宇宙施設なのに、グッズは正直抑え気味。もっと本気で投げ込んできてほしいです。「衛星の欠片」とかあったら絶対買うのに笑 
とはいえ、一応宇宙食(OKONOMIYAKI味)を購入し、昼食場所へ。内之浦で2店舗ほどあたるが満席&食材不足で断念。空腹を耐えながら志布志まで戻ることに。幸いにも、メンバーには居酒屋千里眼を持つ男性メンバーがいる。目利きで「丼や 和華」に決定。接客等威勢があり、鹿児島の勢いを感じる。
黒豚 バルク丼を食す。
満腹後、すぐ横にある「大慈寺」へ向かう。ここは日本で10本の指の中に入る屈指の禅宗寺院らしい。その名の通り厳かな雰囲気。ぴりりとした空気が漂う。やはりこの薩摩地方は何とも独特な雰囲気を感じる。日本最後の内戦である西南戦争といい、激動の時代を駆け巡った勢い、同時にその反対の衰退を感じざる負えない地域。光と影の陰影。鹿児島!!
剥げ散らかった絨毯。ほしい...
荘厳の名をほしいままに...
そして、志布志を後にし一路宮崎の「油津」へ。ここは私たっての希望地。何とも風情のある建物や
雰囲気のある街。志布志からは約2時間弱。概ねこの旅行の時間関係がわかってきた、どうやら正解は2時間移動、1時間観光、の一目的地3時間スケジュールが正解らしい。
油津に到着した我々、私だけ異常なテンションで散策。僅かに時間が合わなかった「日南骨董市」(後日、ほぼ同業者が出店している「ひむか骨董なんでも市」に行き満足)、風情ありすぎて圧倒ばかりの杉村金物店等散策。涙が出そうな街並み、行ったことないけど香港とか台湾とかを連想させる。赤色やから!?
もう、とにかくとにかく圧倒的すぎる杉村金物店の倉庫

堀川運河を眺める。
もっぱら噂の「杉村金物店」目の前でテント泊して24時間見たいです。
そして店内。工具、古道具など。
満喫した油津...。一路延岡に帰延し、駅前のとんちゃんで肴と魚に舌鼓をうち、自宅で就寝。いやーー、楽しかった、日南やるなと感じた日。そして延岡は今日も暑い...。2日目終わり。

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