2015/08/18

延岡からフジロックへ -fes.9-

7月27日(日)家路へ
もうあの日から約1ヵ月...徐々に記憶が薄れつつありますがフジロックへの旅(タイトル変わってる)最終回。最終日の熱狂を経て、月曜日の起床は寂しい気持ちとこれから始まる大移動への意欲に溢れた清々しいものでした。今年は幸いにも晴れ。またも日差しの熱波で起きざる負えない状態です。しかしこの日が雨だった日にゃあ...雨の日にテントは畳みたくないっ!!

 祭りの後は寂しいもんですね...みなさん朝からいそいそとテントを畳みます。
 我々のテント。3日間ありがとう。そしてこれからもよろしく。

パタパタと身支度をし、テントを畳む。黙々と畳む。じりじりと太陽が照りつけ、体は汗でびしょびしょ。あぁ...既にビールが飲みたい...
畳み終えたテントと自分の荷物計27Kgを持ち、家路へのウルトラマラソンがスタート。キャンプサイトを出てバス乗り場までは約20分ほど。しかも後半はなだらかな上り坂に砂利道というハードな門出。途中、宅急便の受付所がありここで23Kgほど延岡に直送します...笑 持って帰るのは4Kg程度。楽ちんーーー!!(この解放感をいうなれば小学生時代、耐寒マラソン時に体操着の下にタオル生地で手製したベストみたいな下着を着こんで走り、走り終わった後その下着を抜き取った時のあの爽快感に似ている!!)
緩やかな上り坂&砂利道。みなさん必至こいて残りの力を振り絞って歩みをすすめます。

そこまで混むことなく無事バスに乗り込み越後湯沢駅へ。車窓からは苗場の雄大な景色が見えます。作品は観れないけど近所ではこんなのもやってます「大地の芸術祭の里」。そして相変わらずの山道&なんか酔いそうなバスの臭い...に翻弄されながら約40分のバス旅。途中、日本秘湯を守る会会員温泉があり、いつぞやのフジロックで立ち寄ったことがあります。普段、温泉や銭湯では絶対にお目にかかれない刺青の人たち(フジロッカー)が居たのと、洗い場が混みすぎてて(並んでた)、地べたにぺたっと座って体と頭を洗った記憶が...

降車後、少し時間があったのでご飯&お土産物色。500円でおちょこ5杯分の日本酒が堪能できる施設「ぽんしゅ館」や、さすが米どころ!!なおかきのお土産群、日本酒の種類の豊富さに圧倒されながら「酒饅頭」「柿の種(ピーはなし)」「日本酒2本(郵送)」等を購入。昼食は駅前の中野屋で。既にエチゴビールもひっかけてます。

凄まじい人の数、東京行ホーム。自由席でしたがなんとなんと奇跡的に座れました。

東京駅に着き、友人と別れ一路羽田へ。途中、山手線を使いますがビジネスマンに溢れる車内で一人みすぼらしい恰好の自分がなんだかさみしくなってきます...しかも腕にはフジのリストバンド...最強だと思っていた自分がちっぽけに見えると同時にすごいUターンで現実に引き戻されるのもこの時。落差ありすぎ。
空港で2時間ほど余裕があったのでビール片手に空港散策。隅から隅まで見ましたがギャラリーがあったり展望台があったり飲食店が非常に豊富だったりと嗜好に富んでるのぅ。
展望台

宮崎行のLCC「ソラシドエア」はターミナル一番端、さらに搭乗口も激遠い。同じ飛行機に3人ほどフジのリストバンドした人がいたので話しかけたかったですが我慢ガマン...。フライトは良好、無事1時間20分ほどで到着。
未だに離陸の際は手汗びっしょり...

陸路JRに乗り換える。駅弁のチキン南蛮とビールを片手に乗車。宮崎空港から延岡まではなんといっても空いてるからありがたい。1時間30分の長旅。しかし遠い...そして平日感... 

日豊本線、宮崎空港駅「ひゅうが号」。けっこう揺れる。

無事21時前に延岡駅に到着し、妻のお迎えカーに乗り家へ。みすぼらしい自分と妻、凄まじいヒモ感...。帰宅後は溜まりに溜まったフジ垢をお風呂できれいさっぱり落としてクーラーの効いた部屋でくつろぐ。「あぁ...終わった...」と実感する瞬間。2016年フジロックまであと361日!!って感じで就寝。

以上、例年以上にお金も時間もかけた2015年フジロック。延岡から行く際は勇気(有給)と覚悟(社内と家族の目)とお金を持って望んでください。以下参考。
【費用(固定費として)】
●チケット代:早割3日券+キャンプ 39,000円
●飛行機:宮崎-羽田(往復) 21,980円
●電車:延岡-宮崎空港(往復) 5,400円
●新幹線:羽田-越後湯沢(往復) 13,300円
◎計79,680円
(+飲食代、荷物輸送費、お土産代.....トホホな出費です....)

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