2017/09/18

祈りの旅、五島列島⑦ -半泊ch・楠原ch・打折ch・三井楽ch-

2017/8/20(日)

朝、良い目覚め。程よい疲労感あり。風邪のピークは過ぎたようだ。朝食で栄養つけるぜ!と意気込んで朝食場所に向かうといきなり「洋食の方はこちらへ」(昨晩、朝食の選択ができて私だけ洋食だった)と別ルームに連れていかれそうになる。今時、和洋食で別って!?笑 と思い「いや、一緒のグループなんで一緒には無理ですか...?」と言うと運んで来てくれた。スナックのママみたいな風貌の女性が。
パンに見えますが、ほぼラスクです。
たとえラスクと言えど、きっちりすべて平らげチェックアウト。いよいよ五島最終日、フェリーの時間までは教会を巡りまくります!「残りの教会をすべて制覇するぜ!」と意気込む残された旅人たち。まずは、一度行ったけど中に入れなかった浦頭教会(スクエアなやつ)へ。すると偶然ミサが行われてて小さな女の子が壇上で聖書を読んでた。半パン姿のおじさんとかもいていかに日常に溶け込んでる一コマなのかがわかった。信仰が日常にある生活、毎日曜日に気持ちを改める機会があっていいなと思う。
その後、さらに北上して半泊教会へ向かう。途中から急に険しい山道になり、不安になるがナビは合っている。ぐんぐんと進む進む。すると、急に開けたビーチが出てきた。そしてその真ん中ぐらいにひっそり佇む教会が。それは今まで見たどの教会よりも質素で隠れたような雰囲気がある。何故か雨もポツポツ降ってきたこともあり、まずは教会内に。
⑧半泊教会 
〒853-0054 長崎県五島市戸岐町半泊1223
しっかりした石垣で潮風から教会を守っている。
目の前は(ほぼ)プライベートビーチ。
教会内の床。懐古的なヘリンボン柄。地味に、よく手入れされている。
教会内。ブルーの色目、雰囲気、結構好きかも。
外観、鉄川与助の施工らしい。
一同、凛とした気持ちになったはずである。。外に出れば静かな海、教会内は信仰の場所、いずれにしても、静かすぎる場所。そもそも「半泊」という地名の由来は「移住者が、半分は別の地に移住し、半分が留まった地」だから、という説があるらしい。よく「全泊」にならなかったものだ。
教会のすぐ横にロッキングチェアが見えたので行ってみることに。すると「さとうのしお」「コッテージ・スモーキィ」の看板と犬が。犬が吠えて店主が出てきた。優しい雰囲気のおじさん。聞けば1組限定のコテージ経営と、半泊で作った塩を販売してるらしい。
コテージの中も見せてもらうと「こ、これは...」と感嘆するほど良い雰囲気、そしてかわいい五右衛門風呂。蚊帳の役割も果たす網で張り巡らされたBBQルームもあり、一同「ここ、泊まりたい…」ってなる。加えて、塩製造工程も見せてもらう。イカスミで着色した「さとうの黒塩」もあり、妻は購入してた。しかし皆さんお気づき...?「さとうのしお」って、いいネーミング。
さとうのしお/コッテージ・スモーキィ 
長崎県五島市戸岐町半泊(教会奥)
望む、教会と湾
ナイスコテージ
良い雰囲気
急に、キノコとカローラ
⑨楠原教会 
〒853-0703 長崎県五島市岐宿町楠原736番地3
外観、めちゃめちゃ立派。
もはや、想像を超える。
⑩打折教会 
〒853-0702 長崎県五島市岐宿町川原打折
これまた目の前が海の好立地。どんどんいくぜ!
かわいい洗礼盤、穢れを祓えるのだろうか。。「ハーイ」って手してる。
キリストと、旅人。
この時点でまだ10時前。打折教会から近くの道の駅的な場所に向かう。開店と同時に入店し物色。
道の駅にて。ナイスタッチ。
遣唐使ふるさと館。店員が眼帯してて記憶に残った。
⑪三井楽(岳)教会 
〒853-0607 長崎県五島市三井楽町岳1420
畳みかけます!見事なモザイクタイル、圧巻。
キリストの三徳「 FIDES:信 SPES:望 CARITAS:愛」
キリストの成り立ちステンドグラス
凝ってます。
何気ない壁だって、十字架
ここでタイムアップ!!最後の教会に至っては田舎道を爆走して辿り着きました。五島を離れる前に、お寿司でも食べようってことですし屋を探し出して向かう。が、これが大当たり!!ご家族で経営されてるような感じでしたが最高に美味しいお寿司を頂くことができました。
寿し善 
長崎県五島市木場町241-15
暖簾も良い感じ!よくぞ日曜日の昼からやっててくれた!
上・にぎり。どれもめちゃうま。。おまけに白みそだしも美味すぎる。。
以上、最後までどん欲に巡り巡った五島の旅。このどん欲さじゃあ信仰心とは程遠いかも...。でも、たとえ人々が何を(自然や神など)信仰していても「信じて強く思う心」というのは、道を開いていくためには大事なのかなと思いました。。

井持浦教会で購入したマリアとメダイ。500円也!
帰りは長崎の名喫茶「富士男」に立ち寄り、タマゴサンドとコーヒー豆を購入。その後、また4時間半かけて帰りましたとさ。。同じ九州にいながらにしても秘境!遠い!いや、もはや延岡が秘境か...

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